世界史
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『武器としてのエネルギー地政学』エネルギーの超基本を徹底解説
日本でエネルギーがここまで話題になるのは2011年の東日本大震災以来だろうか。ロシアによるウクライナ侵攻に端を発した天然ガス価格高騰…more
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『THE WORLD FOR SALE 世界を動かすコモディティー・ビジネスの興亡』国際政治経済を動かす商社
私たちの生活を支えるエネルギーの物流面でなにが起きているのか。メディアではなかなか取り上げられず、業界人ですら知らないことの多いエネ…more
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『キツネ潰し 誰も覚えていない、奇妙で残酷で間抜けなスポーツ』動物虐待とトライアル&エラーの娯楽史
中世ヨーロッパではメジャーなスポーツであった、キツネなどの動物を空中高く投げ飛ばす競技「キツネ潰し」。このスポーツの記述と挿絵を偶然…more
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通史を1人で書き上げる知力に脱帽!『人類5000年史 Ⅳ—1501年~1700年』
2022年8月19日ちくま新書で『人類5000年史』というシリーズが刊行中だが、文明の誕生から現代まで人類史を簡潔に一望できる。今回紹介する第4巻では、…more
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『プーチンと習近平 独裁者のサイバー戦争』サイバー空間での米中ロ覇権争い
生々しいロシア-ウクライナの攻防が日々ニュース映像を通して伝わってくる。ただ、今回の戦争はそれが全てではない。目に見えない攻防が今ま…more
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正しい歴史観を持ってウクライナを理解するために『中学生から知りたいウクライナのこと』を読もう!
2022年6月9日ウクライナについてのニュースを連日見ているのに、その国について何も知らなかった。恥ずかしい限りである。いかに知識がないかを思い知らさ…more
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『ソーニャ、ゾルゲが愛した工作員』ゾルゲに見出され歴史を動かした「主婦」
ロシアのウクライナ侵攻により核戦争の脅威が現実味を持って語られるようになっている。こうした緊張感のある状態は東西冷戦以来であろう。実…more
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『物語 ウクライナの歴史』は、どんな人に読まれているのか?
2022年5月2日ウクライナへの軍事侵攻後、ロシアやウクライナ、そして地政学といったジャンルに関する本が注目されています。中でも最も売れているのが『物…more
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エネルギー問題から読み解く『新しい世界の資源地図』
2022年2月、ロシアによるウクライナ侵攻を目の当たりにし、世界に激震が走った。そしてその傍ら、エネルギー市場も世界的なショックの渦…more
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エネルギー問題の道標『エネルギーをめぐる旅』
歴史・物理・文明論の視点からエネルギー問題を俯瞰する骨太ノンフィクションだ。しかも、文章のリズム感や物語展開もノンフィクションとして…more
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『怪異猟奇ミステリー全史』老後の楽しみ、永久保存版ブックガイド
私が小学生のとき、と言えば半世紀も前の話になるが、教室には必ず学級文庫があった。本の裏表紙には貸出カードが付いていて、借りた人の名前…more
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『ドードーをめぐる堂々めぐり 正保四年に消えた絶滅鳥を追って』絶滅の鳥、最後の一羽は江戸を旅した?
ドードーという鳥を知っているだろうか。『アリスの不思議な旅』に出てきた変な鳥を思い浮かべる人、あるいは「ドラえもん」で絶滅鳥類として…more
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『SS将校のアームチェア』ユダヤ系歴史家の調査が 「一般のナチ」の姿に迫る
2022年1月15日本書の著者、ダニエル・リーは第2次世界大戦を専門とする歴史家で、ユダヤ系英国人でもある。あるとき彼に依頼が舞い込んだ。依頼主はヴェロ…more
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この世の不幸が集まったような清の女性の暮らしを体験『私がクリスチャンになるまで――清末中国の女性とその暮らし』
2021年12月19日私がクリスチャンになるまで 清末中国の女性とその暮らし 作者:アデル・M・フィールド 出版社:東方書店 発売日:2021-09-15…more
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『データ視覚化の人類史』思考すること、伝えること グラフ手法の進化プロセス
2021年12月4日"本書は、今やすっかり一般的になった「データ視覚化(data visualization)」の発展の概要を、その長い歴史とともに綴っ…more