HONZ活動記 -合宿レポート@鬼怒川温泉

刀根 明日香2013年12月11日 印刷向け表示
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こんにちは!「2番」の刀根明日香です。なぜ「2番」なのかは、後ほど説明します。今回は、12月6日に行われたHONZ合宿@鬼怒川温泉の模様を、たっぷりとお届けします。とくに後半は、重大な告知もあるのでお楽しみに。それでは、どうぞご笑覧あれ!

ある日突然、成毛眞から号令がかかった。12月に合宿を行い、しかも今回は豪華にバスを貸し切るのだという。いずれにせよメンバー全員が、この日を心待ちにしていたことは間違いない。師走の金曜日の夕刻だというのに、誰一人として遅れることなく集合していたのだ。みんな、本当に社会人をしているのだろうか?

成毛眞、仲野徹、麻木久仁子、内藤順、村上浩、東えりか、足立真穂、田中大輔、鰐部祥平、高村和久、遠藤陽子、新井夫妻と息子の悠希君、そして私、刀根明日香。そこに忘れちゃいけないメルヘン栗下を加えると、合計16人の大所帯だ。

残念ながら参加できなかったメンバーもいたのだが、その場にいないと、何を言われるか分からないのがHONZ。が、その場にいたって何を言われるかは分からない。そして合宿の幕は、切って落とされた。

私個人の密かな楽しみは、NAVER まとめで紹介されるほどの人気を誇るメルヘン栗下と、そのメルマガで「ノーレビュー師匠」と命名されけちょんけちょんにされていた麻木久仁子、この二人の直接対決であった。そこに、いつも余計なちょっかいを繰り出す内藤順、センス抜群のツッコミをかます仲野徹が加われば、史上最大の炎上を見せることは必至!その様子を事細かに記録することこそが、私のミッションだと心に決めていた。

メルヘン栗下 誕生の裏側で

私がバスに到着した時には、既に後部座席で気合いの入った宴会場がセットされていた。出発前からシャンパンが振る舞われ、大量の酒とおつまみを準備し、いざ出発進行!バスの加速がまるで合図であったかのように、栗下いじりも加速する。「開始30分の男」と名付けられるほど酒の弱いメルヘン栗下は、記憶があるうちにいじり倒さねばならないのだ。

ところでこの新橋の男。最近熱烈なファンとの交流があり、5次会に行くほどの盛り上がりを見せたという。さすが、メルヘン! スゴいぞ、メリケン! 人気者だぞ、ビリケン!だが、ちょっと待って欲しい。はたして「メルヘン栗下」は、どのようにして誕生したのだろうか。そもそもメルマガは、メンバーが1ヶ月交代で編集長を務めることになっていたはずではないか。 ここで待ってましたとばかりに、麻木久仁子の攻撃が始まる。

麻木曰く、メルヘン栗下の人気は、自分のおかげと言っても過言ではないのだという。振り返れば2013年7月、栗下直也が自身初の月刊編集長として登場。当初の予定では、翌月は麻木久仁子がその任を引き継ぐ予定であった。しかし当時、麻木が多忙であったため、やむなく栗下の続投が決定する。

だがその時、遺恨が残った。栗下サイドの一方的な情報によると、麻木はメルマガ編集長を依頼する時、「ごめんね、すまないね」の一言もなかったのだという。つれない態度を見せる麻木に、栗下はメルマガ内でストレスを発散し出す。しかし、これこそまさに麻木の思う壺。つまり麻木はわざと栗下に不誠実に接し、メルマガ内で中傷され盛り上がるよう仕向けたのだ。

それでもその騒動は、翌月には収まりを見せても不思議ではない。しかし、何という運命のいたずらだろうか。次に編集長を予定されていたのが、仲野徹であったのだ。げに恐ろしきは「学者の勘」(by 仲野徹)。彼もまた、栗下に編集長の続行指令を下す。

さらに二度ある事は三度ある。その後、栗下が何度となく編集長交代の話をふってもメンバー誰もが知らんぷり。全てはメルヘン栗下のキャラクターを確立させるためのチームワーク。メルヘン栗下はメンバーの完璧な心遣いによって成り立っていたことが、ここに明かされたのだ。

到着10分前の悲劇

2回のトイレ休憩もはさみ、鬼怒川温泉まであと一息となっていたのだが、何やら栗下の様子がおかしい。足の内股具合が半端ないのだ。

そして一番前に座っている遠藤に、しきりに声を掛ける。

栗「あとどれくらい?」
遠「あと13分です。」
栗「細かい!」
遠「 あと12分、あと10分」
栗「バスを止めてください!」

この時すでに、栗下は限界に来ていた。深夜の山奥に響き渡る絶叫…。あとのことは、ご想像にお任せします。

戻ってくるなり「申し訳ございません」と謝り、しょんぼり一番前の席で体育座り。あまりにも予想できた展開に、メンバー一同大爆笑。やっとのことで温泉宿に到着したのであった。

さて、読者の方々に「栗下の話題ばっかり!」と怒られそうなので、少し他の写真もアップしておくことにする。左側は新井文月のご子息、悠希くん。今回の合宿の主役でしょう。栗下直也が近づくと泣き出すという、素晴らしいセンスの持ち主。そしてその右側は、イケメンつながりで鰐部祥平。ソフトクリームを持ってご機嫌ルンルン。ファンが増えるだろうな〜。

       

そして宿についてからは、お楽しみの夜の部へ♫

サイト・リニューアル合宿のはずが…

あらかじめ言うのを忘れていたが、今回の合宿の大きな目的は、間近に迫るサイト・リニューアルへの打ち合わせを実施するということであった。だが、言うのを忘れたのも無理はない。そんな打ち合わせは、全く行われなかったからである。

宴会場に集合し、改めて乾杯する。そして夕食を食べながら、なぜか自分の隣りの人の紹介をするはめに…。刀根→栗下→高村→鰐部→東→村上→麻木→内藤→遠藤→新井→田中→仲野→成毛→足立のように右隣りの人を紹介していく。

注目すべき順番は、仲野徹→成毛眞だろう。仲野徹は、成毛眞にとても影響を受けているという。「自分を褒める」「自由」「大人げない」は、成毛眞を表す3つのキーワードだ。仲野徹もHONZを始めてから自画自賛が多くなったらしい。

さて、ここからは部屋に戻っての2次会だ。ここまで来ると、世間様には公開出来ないボーダーラインを行ったり来たり。そして私の理解の範疇を越えた内容になってしまう。

明かされる、鰐部祥平のやんちゃ時代

最近、鰐部祥平のレビューの中に書かれていた、以下の一節を覚えていらっしゃるだろうか?

“一度でも暴力的な組織に属し、日常的に暴力を振るったり、振るわれたりしたことのある人間はわかると思うのだが、暴力とはただ肉体的苦痛を意味する行為ではない。暴力の嵐の中で人は、己の非力さと理不尽な相手の慈悲に とする矮小な自分を発見する。”

この記述に関して、メンバーがやたら根掘り葉掘りと食い下がる。「途中脱退は出来るの?」「怪我もたくさんしたんでしょ?」やはり、気になるところだ。「普通に、殴られるだけですよ。」って…。いやいやいやいや、普通の人は普通に殴られることなどありません!

彼は、いつだって謙虚である。自分を謙遜し、いつもニコニコしている。そんな彼に、HONZのメンバーが期待していることがある。それは、自分の小説を書くことだ。成毛眞も東えりかも、口を揃えて彼の才能を褒めている。鰐部さん、がんばってください!

学生メンバー募集!?

もう夜中の3時過ぎ、突然成毛が「お前は今日から2番だ」と言い出した。お前って私ですか!?悪いこともしてないのに、いきなり番号で呼ばれることになるとは。学生メンバーとして優しく接してもらっていた分、完全に油断していた!しかし、「2番」がいれば、「1番」も「3番」も欲しいところ。「じゃあ、作ろう!」ということで、新たに学生メンバーを募集することが決まった。

今回は少し変わった選考方法だ。HONZのとあるメンバーが独断と偏見で決めるのだ。筋トレが趣味で、熱い(厚い)本が好きなあの人だ。「俺、レビューだけで決めないですよ。面接やりますよ。面接は飲み会だな」と、恐ろしいほど気合い十分である。

マンガHONZのメンバー募集が一段落したら、新たに告知する予定になっている。それまで学生の皆さんは、本を読みまくって準備しておいて欲しい。「自分、何でもいいっす。面白いことやりたいっす」なんていうノリの学生がいたら、すぐに打ち解けるはず。どうぞ、お楽しみに!

社会人になるにあたって

学生メンバーとして在籍した二年間、HONZで書いたレビューは計9本。これは大いに反省しなくてはならない。だが、私には誰にも負けないくらい自慢出来ることがある。それはメンバーの誰よりも最後まで、HONZの夜会の場に残っていたということだ。

彼らと酒席を共にしながら、いつも考えていた。その楽しそうな表情は、一体どこから生まれてくるのか。それは何かの反動や鬱憤を晴らすためではなく、ただひたすら純粋に楽しんでいるからこそ、生まれてくるものであった。

就活の時に険しい顔をしていた面接官や、私がこの先、社会に出てから出会う人たちも、こんな一面を持っているのだろうか。いや、きっと持っているのに違いない。ただ、それを表現できる場所があるかどうかの違いなのだ。

年齢もバラバラ、職業もバラバラ。ただ一つの共通点は、冗談のようなノンフィクションが好き。そんなHONZ内のわずかな共通点が、バラバラのメンバーを一つの方向へと差し向けていく。冗談のような目標を実現するための場所があって、一歩一歩進んでいくための力がある。そんなメンバーの精進する喜びが生み出す、澄み渡った清々しい空気がいつもそこには流れていた。

学生時代にいくらこのような貴重な経験をしても、社会に出てから上手くやって行けるのかどうかは分からない。だけど、教えてください。「上手くやるって、一体何ですか?」 私にとって大切なことは、人とは違う人生が歩めること。そしてそう思ったら、とにかく読書から始めることを私はお勧めする。

相変わらず悩み事は絶えないが、これが狭い世界での話に過ぎないことを実感する余裕が生まれるから。そして絶えず変わったものを求める、澄み渡った空気が一度でも吸えたなら、多少の困難は大したことがないって思えるから。

合宿も終わりを告げる明け方、私には最後の頃の記憶がない。でも「記憶がある限り」のことを一生懸命書きました。登場するメンバーに偏りがあってすみません。珍しく本の話題がほとんどなく、たいして深い話も出来ず、読者の皆様には物足りなかったかもしれません。

だけど、変化し続けるHONZの姿はしっかり確認することが出来た。そんなHONZを、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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