『ベテルギウスの超新星爆発』 新刊ちょい読み

成毛 眞2011年12月02日 印刷向け表示
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4344982398 ベテルギウスの超新星爆発 加速膨張する宇宙の発見 (幻冬舎新書)

オリオン座のアルファ星、冬の大三角形のひとつベテルギウスが間もなく超新星爆発する。地球から640光年しか離れていない星がスーパーノバ化すると、それから少なくとも3か月にわたって満月の100倍ほどの明るさで、昼も夜も天空に輝くことになるという。三葉虫の絶滅に関係したのではないかという仮説もある死のガンマ線バーストは、さいわいにも地球には向かないと予想されている。本書は興味深いベテルギウスの超新星爆発説からはじめ、読者を星、天体観測、宇宙論へと導く入門書だ。アインシュタインの宇宙項を最後にもってくるところなどほどよい感じだ。

で、ベテルギウスの超爆発はいつ起こるかって?明後日かもしれないし、10万年後かもしれない。すくなくとも明日ではないし、10億年後ではないということだ。明日ではない理由はスーパーカミオカンデがニュートリノシャワーをたった今観測していないからだ。ニュートリノの地球到着から1日半後に可視光線が到着する。死ぬまでにもっとも見てみたいイベントであることは間違いない。

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