『家計簿つけたら、ヤセました!!』

版元の編集者の皆様2017年07月01日 印刷向け表示
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家計簿つけたら、ヤセました!
作者:川下 和彦
出版社:あさ出版
発売日:2017-06-15
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『家計簿つけたら、ヤセました!!』――このタイトルを初めて聞くと、誰もが「プッ」と吹きだす。

日本人ばかりでない。このあいだソウルブックフェアに行ったときも、韓国人が吹きだしていた。かくいう私も、著者の川下 和彦さんからこの話を聞いたとき、「はぁ?」という感じであった。

本書は川下さんの実話がベースになっている。

人一倍意志が弱く、お酒が大好き。誘われたら「NO」と言えず、飲み歩く毎日。新卒で入社後、みるみる体重が増加し、身長175㎝で体重80kg超えに。

「これではイケナイ!!」と、藁をもつかむ思いでスマホをつかみ、家計簿をつけ始めたところ、わずか3週間でマイナス5kg、3ヵ月後には18kgのダイエットに成功。

食事制限をしたわけでも、ハードな運動をしたわけでもなく。ジーンズのウエストは、34インチから29インチに。それから2年近く経った今でもリバウンドしていない。

その理由、“風が吹けば桶屋が儲かる"を地でいく「連鎖式習慣法」を本書では徹底解説。しかもヤセるだけではなく、お金が貯まり、モテる方法を大公開! これであなたも、「貯まる→ヤセる→モテる」!! というお話。

そして、実は本書、さまざまな偶然&ご縁に恵まれてできあがった。

昨年末のこと。ある方の出版記念セミナーで某書店さんに伺った。場所柄、パリッとしたスーツ姿の男性が9割を占め、数少ない女性もやはりパリッとした恰好。

いつも通りの、どカジュアルな恰好をした人は私ぐらいしかいない……と思っていたら、もうお一人カジュアルな格好をされた方がおり。それが川下さんだった(本当にスミマセン!!)。

セミナー終了後、ご挨拶をし、駅まで一緒に歩いたのだが、明らかにシュッとされている。
FBでは、そのお姿を目にしていたが、本当にほっそりとなされており。
「すごいですね、そんなにシュッとなされて」と言ったところ、「家計簿をつけたら、やせたんです」と。

「はぁ?(えっ、何をおっしゃってるのかしら???)」「いえ、こんな理由で……」とその理由を聞いたとき、このタイトルがパッと頭に浮かんだ。
『家計簿つけたら、ヤセました!!』

そして、本の構成も浮かび、こう思ったのである。
「イラストは、高田 真弓さんだわ!」
川下さんからすれば、あそこで私に会わなければ、もっといい版元さん&もっといい編集者さんと組めたに違いなく。
「ここで会ったが、百年目」を地でいく展開。おかわいそうに……。

次の日出社した私は、上司に早速報告。
「おはようございます! 昨日のセミナーの件ですが……」
「おはようございます。どうでしたか?」
「ええと、『家計簿つけたら、ヤセました!!』という本をやりたいのですが。イラストは高田真弓さんで!」
「……。(セミナーの話はどこにいったという顔)」
「これいけますよ! 絶対、楽しいですし!!」
「……。なぜ、あのセミナーに行って、そういう話になったんですか?」
「あっ、ええとですね~(昨日についての説明)」
「では、企画書出してみてください」
「企画書? 何書けばいいんですか? もうタイトルもイラストレーターさんも決まってますし! あっ、カバーデザインは吉村朋子さんで!!」
「……(違う、そうではないという顔)。いつも通りに書けばいいんですよ」
「うーん。いつも通りですか?(企画書をほとんど、書いたことがない)」
「第一、小川さん。著者の方にどう依頼するのですか? まだ、お話していないでしょう。社長の決裁も」
「あっ! そうですね!! 社長、社長~!(弊社代表めがけて、叫びながら突進)」
「小川さん!!」

社員数の少ない弊社。風通しのいい弊社。ほとんどのことは自由にやらせてくれる弊社。いつも通りの口頭説明&押しきり&勢いで決裁をもぎとり、川下さんにご相談。すでに川下さんは、ご自分の身に何がおこりどうしてヤセることができたのか、きちんとまとめられており(!)、出版社に持ち込もうとされていた。それをかっさらった私。

本書は、カバー、冒頭のマンガ、本文など、あらゆるところでペンギンが登場する。実はこのペンギンがダイエットも含む習慣術をモノにするうえで、かなり重要な鍵を握っているのだが……その種明かしは読んでみてのお楽しみ。

これで、私も、無理なく、シュッとヤセられるはず……!! 未来の私に期待したい。

小川 彩子 あさ出版編集部
『ほんとうの贅沢』(吉沢久子)、『図解 経済学入門』(髙橋洋一)、『「男の色気」のつくり方』(潮凪洋介)、『1日3食をやめなさい!』(内海聡)、『ゼロから1人で韓国語』(阪堂千津子)など、柔らかいものから固いものまで、バラバラのジャンルの本を興味がおもむくままにつくっている。
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