小説

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  • 『スリーパー 浸透工作員 警視庁公安部外事二課』秋の夜長に自信をもっておススメする、国際謀略警察小説

    『スリーパー 浸透工作員 警視庁公安部外事二課』秋の夜長に自信をもっておススメする、国際謀略警察小説

    成毛 眞 成毛 眞 2017年10月03日

    『スリーパー』は政府内の暗闘や警察組織内の対立を背景に、北朝鮮のスパイ組織を追わざるを得なくなった元外事警察官の物語だ。外事警察のウラ=完全秘匿組織の元部下たちを巻き込み、警察庁幹部からも追われながら、さらには娘も人質にとられて、究極の防諜……more

  • 『階段を下りる女』

    『階段を下りる女』

    出口 治明 出口 治明 2017年09月27日

    これは、名作「朗読者」の作家による新たな至高の恋愛小説であり、人間の再生の物語だ。ドイツから出張に来たシドニーのギャラリーで、主人公の弁護士は1枚の絵に出会う。裸の女性が階段を下りてくる絵だ。…more

  • 『音楽と沈黙 1』

    『音楽と沈黙 1』

    出口 治明 出口 治明 2017年08月06日

    無謀にも30年戦争に介入して一敗地にまみれたデンマーク王、クレスチャン4世。戦で親友をも亡くしローセンボー城で塞ぎこむ王のもとに、イングランドから美貌のリュート奏者ピーターが訪れる。王はピーターを天使かと見紛い、亡き親友の面影を夢見てピータ……more

  • ベストセラーを科学する──『ベストセラーコード 「売れる文章」を見きわめる驚異のアルゴリズム』

    ベストセラーを科学する──『ベストセラーコード 「売れる文章」を見きわめる驚異のアルゴリズム』

    本書は、「ベストセラー小説に普遍的な法則は存在するのか?」という問いかけを、独自の判定モデルをつくりあげ検証した著者らによる一冊である。小説がヒットするかどうかは時の運という人も多いし、実際運が関与しない事象などこの世に存在しないともいえる……more

  • 『すべての見えない光』

    『すべての見えない光』

    出口 治明 出口 治明 2016年10月04日

    本書は、パリの博物館に務める優しい父のもとで育った目の見えない少女マリー=ロールとドイツの炭鉱町、ツォルフェアアインの孤児院で育てられた少年ヴェルナーの一瞬の魂の邂逅を描いた珠玉の小説である。…more

  • 『マナス』

    『マナス』

    出口 治明 出口 治明 2016年05月17日

    僕たちは、叙事詩をすっかり忘れてしまったのではないか。ギルガメシュ、イーリアス、シャー・ナーメなどに満ち溢れていたあの懐かしい英雄たちの雄叫びは消えて久しくなってしまった。ポーランド生まれのユダヤ人で、第二次世界大戦前のドイツで活躍した作家……more

  • 『プラハの墓地』

    『プラハの墓地』

    出口 治明 出口 治明 2016年04月23日

    僕が初めてプラハのユダヤ人墓地を訪ねたのは晩秋で、ベルリンの壁が崩れるずっと以前のことだった。薄暗い墓地を巡ったあと、小さいゴーレム人形を記念に買ったのを覚えている。ナチのホロコーストに霊感を与えた史上最悪の反ユダヤ主義の偽書「シオン賢者の……more

  • 『アルタイ』by 出口 治明

    『アルタイ』by 出口 治明

    出口 治明 出口 治明 2015年05月13日

    ルネサンスの工房を彷彿とさせるルーサー・ブリセット・プロジェクトの4人組が傑作「Q」を世に問うて10年。本書は、後継ユニット(ウー・ミン)の4人組が、「Q」のいわば続編として構想したものである。一般に、傑作の続編は退屈なものが多い。しかし、……more

  • ドローン墜落事件の容疑者が描いたマンガから読み取れる彼の思想とは?『ハローワーカー』『禁老区』

    ドローン墜落事件の容疑者が描いたマンガから読み取れる彼の思想とは?『ハローワーカー』『禁老区』

    官邸にドローンを飛ばした元自衛官が実はブログに詳細に犯行について記述していて、ニコニコ静画にオリジナルのマンガを書き残しているらしいというのをFacebookで発見したので、なんの気なしに読んでみた。…more

  • 『電車道』by 出口 治明

    『電車道』by 出口 治明

    出口 治明 出口 治明 2015年03月27日

    人はなぜ本を読むのか。それは、何よりも先ず面白いからだと、僕は思う。とりわけ小説を読むときはそうだ。頁をめくるのがもどかしいくらいに、急かされる時が最高だ。「電車道」はそんな小説である。一気に読み終えたのは去年の「水声」以来のことではないか……more

  • 熱くて面白い。不思議な科学本『サルバルサン戦記』

    熱くて面白い。不思議な科学本『サルバルサン戦記』

    土屋 敦 土屋 敦 2015年03月23日

    著者の岩田先生は、不思議な本を書く人だ。自身の専門である感染症を核にして、抗生物質、ワクチン、さらにはパニックに対するリスクコミュニケーションなどを明快に論じると同時に、自らの知見、思い、そして生き方の根本的な思想までもを、人に伝えようとす……more

  • 『石の物語』by 出口 治明

    『石の物語』by 出口 治明

    タイトルを一瞥しただけで、もうこれは読むしかないと観念させられるタイプの本がある。本書のサブタイトルに紅楼夢の文字を見出した瞬間に、紅迷の僕は観念した。本書は、中国の石伝説と、冒頭がいずれも石から始まる「紅楼夢(石頭記=石の物語)」「水滸伝……more

  • 『水声』by 出口 治明

    『水声』by 出口 治明

    出口 治明 出口 治明 2014年11月23日

    僕が小説を読む時のクセの1つだが、テーマと構成とテクニックを考えながら読むというのがある。この3つを高い完成度で兼ね備えた小説には、そうそうお目にかかれるものではない。それだけに3つが揃った素晴らしい小説に遭遇すると、とても嬉しくなるのだ。…more

  • やっぱり日本の翻訳家はスゴイ!『翻訳問答』

    やっぱり日本の翻訳家はスゴイ!『翻訳問答』

    土屋 敦 土屋 敦 2014年10月23日

    シンプルでセンス溢れる軽快な装丁、帯には江國香織と穂村弘の推薦文、著者は、僕らの世代だと、ハワイやサーフィンのイメージがすぐに浮かぶ、作家・翻訳家の片岡義男と、クッツェーの翻訳や『嵐が丘』の新訳で知られる鴻巣友季子。そしてタイトルの「蒟蒻問……more

  • 『Q』by 出口 治明

    『Q』by 出口 治明

    出口 治明 出口 治明 2014年07月29日

    昨年はHHhH、そして今年はQ。ローマ字をタイトルにした本には、このところ傑作が多い。16世紀のヨーロッパ。ローマ教会の腐敗に敢然とルターが立ち上がる。宗教改革という大きな振り子が振れ始めたのだ。しかし、振り子は行き着くところまで振れないと……more

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ノンフィクションはこれを読め!  2014 - HONZが選んだ100冊
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