医学・心理学
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マレーシア出身医師の一代記『逆転力、激らせろ』が面白い!(本の雑誌2024年1月 鏡餅てんてこ舞い号)
2024年5月4日なんと16年ぶりにこのコーナーを担当させてもらうことになった。北上さんのいない本の雑誌にまだ違和感があるけれど、全力で面白いノンフィ…more
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『私がしたことは殺人ですか?』25年の時を超え、もう一度「尊厳死」を問う
2024年3月5日、京都地裁はALS(筋萎縮性側索硬化症)の女性患者に関する嘱託殺人及び別の殺人罪に問われた医師、大久保愉一被告に懲…more
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さようならマーシュ先生 ”残された時間” を大切にお過ごしください
2024年4月10日ヘンリー・マーシュ先生。会ったことのない著者は呼び捨てにするのが習わしだろう。しかし、マーシュ先生の処女作を読んだときから、先生とつ…more
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『それでも私は介護の仕事を続けていく』追い詰められても立ち上がる施設利用者と介護者たち
12年前『驚きの介護民俗学』(医学書院)という本を書店で見つけた。著者の六車由実さんは『神、人を喰う』でサントリー学芸賞を受賞した民…more
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『細胞 ‐ 生命と医療の本質を探る』 これほど読む前から面白いに決まっている本はそうそうないはずだ
「これほど読む前から面白いに決まっている本はそうそうないはずだ」 米国の腫瘍内科医であるシッダールタ・ムカジーによるピュリッツァー賞…more
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『SWITCHCRAFT 切り替える力』著者インタビュー
2023年11月17日幸福に生きていくには、『すばやく変化に気づき、最適に対応するための人生戦略』が必要だ。そう力強く説く認知心理学者・神経科学者であるア…more
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『触法精神障害者』精神障害者の犯罪について考える
4年前、東京・霞が関の家庭裁判所で、離婚調停のために訪れた女性が男にナイフで切りつけられ殺害された。逮捕された男は米国籍で、亡くなっ…more
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『くもをさがす』異国の地で経験した祈りと感謝
テヘラン生まれ大阪育ちの直木賞作家、西加奈子さんがカナダのバンクーバーで乳がんに罹った。本書はその治療過程の経験談とともに、カナダの…more
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『母は死ねない』“子のために”という重荷
2023年5月29日2022年、イスラエルの社会学者が著した『母親になって後悔してる』が、メディアで大きく取り上げられた。母親という呪縛に囚われた世間へ…more
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『眠りつづける少女たち』 集団発生する〈謎の病〉の原因とは
スウェーデンのある地域でのこと。小学校低学年から10代後半までの子どもたちに、〈謎の病〉が発生している。子どもたちは最初、不安になり…more
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『失くした「言葉」を取り戻すまで 脳梗塞で左脳の1/4が壊れた私』家族一丸で取り組む前向き闘病記
2023年4月28日清水ちなみは1987年に『週刊文春』で始まった「おじさん改造講座」というコラムの著者である。会社という閉じた世界に棲息する「おじさん…more
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『おやじはニーチェ 認知症の父と過ごした436日』ボケた父親との会話は禅問答
超高齢者社会をひた走る日本では、親族に認知症がいるのは珍しくない。コロナ禍で人に会わなくなって発症者が増えたのか、街中で怒鳴る老紳士…more
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『スラッジ: 不合理をもたらすぬかるみ』悪い行動経済学
スラッジ(SLUDGE)、直訳すると、泥、ぬかるみである。 煩雑な申請、長い待ち時間、何を書けばいいのかよくわからない書類など、摩擦…more
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『ザ・パターン・シーカー──自閉症がいかに人類の発明を促したか』 if-and-then思考とハイパー・システマイザー
エジソンやビル・ゲイツもそうなのだという。あるいは、ピアニストのグレン・グールドや、バスケットボール選手のコービー・ブライアントも。…more
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『シンクロと自由』ホームで暮らすひとりひとりの「わたし」たち
著者は「こんな老人ホームなら入りたい」と全国から熱い視線を浴びる、NHKの番組でも紹介された特別養護老人ホーム「よりあいの森」「宅老…more