5月の今月読む本 その1

東 えりか2012年05月09日 印刷向け表示
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爆弾低気圧だ!竜巻だ!パチンコ大の霰が降った!と天候不順の今日この頃、ゴールデンウィークも終わって、本業に戻りつつある中でのHONZ朝会。

今日の欠席は オーストラリア単身赴任中のうえ出張が重なって、スカイプ出演もできなくなった久保洋介と、こちらも海外出張中らしい仲野徹。センセイ、学会かしら?朝会までにオススメ本をメールする、と仰っていたのも届かず。お忙しいらしい。足立真穂も、朝一番の入稿があるため泣く泣く不参加。学生メンバーの一色麻衣は、親戚の用事があるそうで「小樽なう」とメールをくれた。絶賛就活中だが、首尾はどうなのかな?

まずは久保洋介がメールで送ってきた本からご紹介。

直観を科学する―その見えざるメカニズム
作者:デヴィッド・G. マイヤーズ
出版社:麗澤大学出版会
発売日:2012-05
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エリア51 世界でもっとも有名な秘密基地の真実 (ヒストリカル・スタディーズ)
作者:アニー・ジェイコブセン
出版社:太田出版
発売日:2012-04-05
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ウイルスと地球生命 (岩波科学ライブラリー)
作者:山内 一也
出版社:岩波書店
発売日:2012-04-14
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「ちょっと待った!」と成毛代表。

『エリア51』を持ってきた人はどれくらいいるの?と聞くと、大方の人が「カブるので持ってきませんでした」との答え。HONZ殆どが注目の「今月イチオシ」。

久保のレビューが待たれます。(とプレッシャーをかけておく。)

ちなみに内藤順には、この本の超速レビューを書くことはまかりならんと成毛代表より厳命が下された。わぉ!

足立真穂は会社で徹夜の模様。今回のテーマは「山」だとか。

山伏と僕
作者:坂本 大三郎
出版社:リトル・モア
発売日:2012-04-11
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30歳、出羽三山で山伏デビューした著者の山伏ライフ記。 かぶりそうな気もする、と心配していましたが大丈夫。そういえば、最近、山伏関係の本がやたら目に付く。どこかの書店でも「山伏フェア」をやっていたそうな。

山賊ダイアリー(1) (イブニングKC)
作者:岡本 健太郎
出版社:講談社
発売日:2011-12-22
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マンガだし、ちょっと前の本ですが狩猟道具のイラストが抜群、とのこと。私も読んだ。。カラスを食べちゃうの。

半年前の本だが、そういえば誰も紹介してなかった。世田谷の精神障害支援施設、ハーモニーでの心理教育プロセスで生まれた、精神障害者たちのリアルなつぶやきかるた集。市原悦子の読み札DVDつき。

HONZの朝会は大きなテーブルに丸くなって座るので、当日、誰から始まるかは概ね成毛の一言で決まる。今朝は「じゃ、珍しく東さんから」とご指名があってちょっとうれしい。だって、絶対にカブらないじゃない!

東えりかの3冊。

からのゆりかご―大英帝国の迷い子たち
作者:マーガレット ハンフリーズ
出版社:近代文藝社
発売日:2012-02-10
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先月から岩波ホールで映画が公開されている『オレンジと太陽』の原作。イギリスの孤児たちをオーストラリアに無理やり運び、人口増加に使ったというもの。

http://youtu.be/G0_XfciSaP4

リンチンチン物語―映画スターになった犬
作者:スーザン・オーリアン
出版社:早川書房
発売日:2012-05-10
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40代以上では知って人が多いのではないだろうか。名犬リンチンチンの伝説。

オカルト  現れるモノ、隠れるモノ、見たいモノ
作者:森 達也
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日:2012-04-10
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『職業欄はエスパー』の続編かな?

HONZのプロフィール写真と全く違った風貌になってしまった土屋敦

はーい!読んでます。と村上浩。見れば膨大な付箋の数。

この本が気になっていたメンバーは多いはず。ブルーバックスらしいつくり。

ソウルダスト――〈意識〉という魅惑の幻想
作者:ニコラス・ハンフリー
出版社:紀伊國屋書店
発売日:2012-04-27
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理論心理学者の意識論だそうだ。

回を追うごとにオシャレ度が増す鈴木葉月。今回も布袋さんの袋には新刊本が満杯。隣の麻木久仁子が覗こうとしても「ダメッ!」と一喝(笑)

発酵食品学 (KS農学専門書)
作者:小泉 武夫
出版社:講談社
発売日:2012-04-03
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小泉武夫先生の本家本流の専門書。ホントに読むの?

藤森照信の茶室学―日本の極小空間の謎
作者:藤森 照信
出版社:六耀社
発売日:2012-04-20
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建築探偵の著者が読み解く茶室のなぞ。

俺たちに不可能はない!
作者:
出版社:中経出版
発売日:2012-04-25
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大林組、清水建設、前田建設の知能が終結した、今の日本でどこまで作れるかを検証。今回、一番のどよめきが出た一冊。私も既にポチリ…

いつも誰よりも熱く本を語る麻木久仁子。彼女が語りだすと、なぜか成毛の扇子が登場する(笑)

ひさし伝
作者:笹沢 信
出版社:新潮社
発売日:2012-04-18
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井上ひさしの評伝は、今でもたくさんあるし今後も出てくるだろう。しかし分厚い。

歴史人口学からみた結婚・離婚・再婚
作者:黒須 里美
出版社:麗澤大学出版会
発売日:2012-03-21
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麗澤大学出版会、本日2冊目の登場。日本には結婚離婚の記録がかなり以前から残ってるのだそうだ。現在の結婚観は明治政府によって作られたものらしい。専門書だけどかなり気になる。

道ひとすじ - 不破哲三とともに生きる
作者:上田 七加子
出版社:中央公論新社
発売日:2012-04-24
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不破哲三の妻が夫と共産党について語った一冊。天皇制から共産党まで麻木の好奇心は止まるところを知らない。

ちょっとここでクールダウン、と高村和久。冷静見えるのに会議の日時を間違えたりするおちゃめさん。

見えざる宇宙のかたち――ひも理論に秘められた次元の幾何学
作者:シン=トゥン・ヤウ
出版社:岩波書店
発売日:2012-03-28
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出た!理科系本。超ひも理論についての本らしい。栗下が手にとって見ていたが、すぐに返していた。

「ゴミ」を知れば経済がわかる
作者:瀬戸 義章
出版社:PHP研究所
発売日:2012-04-19
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日本の中古品の多くは東南アジアに出回っている。リユース経済をめぐる「ゴミタビ」。

さよならヴァニティー
作者:柘植 伊佐夫
出版社:講談社
発売日:2012-04-06
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ドラマなどの人物造詣をプロデュースしている著者。ヴァニティーとは虚栄心のことだそうだ。

HONZで一番の人気レビューアー栗下直也

異貌の人びと ---日常に隠された被差別を巡る
作者:上原 善広
出版社:河出書房新社
発売日:2012-04-20
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HONZの前身、キュレーター勉強会に応募した原稿が上原善広の作品だったので、原点に返ってこの本を、ということらしい。

山口組組長専属料理人 ~側近が見た渡辺五代目体制の16年~
作者:木村 勝美
出版社:メディアックス
発売日:2012-04-28
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この本は内藤とカブった。その上、もう読み終えた内藤が全部説明しちゃった。ちょっとさびしそうなクリちゃん。

小谷野敦のカスタマーレビュー2002‐2012
作者:小谷野 敦
出版社:アルファベータ
発売日:2012-03
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こんなものまで本になるんだ!と一同驚いた。作家で評論家の著者がamazonのレビューに残した735本!

最近は朝会前に超速レビューを書きまくり、みんなの顰蹙を買っている内藤順

放送禁止歌手 山平和彦の生涯 (放送禁止歌手 山平和彦の生涯)
作者:和久井 光司
出版社:河出書房新社
発売日:2012-04-24
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私がフォークソングにはまった頃はもう伝説の歌手だった。

ゴキブリはなぜ絶滅しないのか―殺虫剤の進歩と限界
作者:林 晃史
出版社:八坂書房
発売日:2012-04
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最近、昆虫モノに魅かれているらしい。麻木から「どうして最近、泡で丸めて殺す殺虫剤はなくなったのか?」と詰め寄られていたが、まだ読んでないらしいので答えは後ほど。

ゴロツキはいつも食卓を襲う フード理論とステレオタイプフード50
作者:福田里香
出版社:太田出版
発売日:2012-04-12
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映画やドラマにお約束のように出てくる食べ物の使い方。なぜ、カーチェイスではね飛ばされるのは、いつも果物屋なのか? ・なぜ、焚き火を囲んで、酒を回し飲みしたら、仲間なのか? ・なぜ、逃走劇は厨房を駆け抜けるのか? 読んでみたい!

最近はオーパーツと武器の本ばかりだった新井文月。基本に立ち返って。

書 文字 アジア
作者:吉本 隆明
出版社:筑摩書房
発売日:2012-03-15
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吉本隆明と石川九楊が語る文字の話。日本の文字は確かに美しい。

アートを生きる
作者:南條 史生
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日:2012-03-17
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元銀行員にして、現在、森美術館館長。世界的キュレーターの半生記。

常識として知っておきたい「美」の概念60
作者:城 一夫
出版社:パイインターナショナル
発売日:2012-03-30
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美術用語の説明書。バロックとかロココ、侘び寂びの違いを図とともに説明した指南書。

ちなみに英語でなんというか、という本も出ているらしい。

アートの英語―60 English Keywords for Art (実践アートシリーズ)
作者:佐藤 実
出版社:ギャラリーステーション
発売日:2004-11
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驚きの介護民俗学』を読んでから、年寄りと話をするようになったという山本尚毅

感性の限界――不合理性・不自由性・不条理性 (講談社現代新書)
作者:高橋 昌一郎
出版社:講談社
発売日:2012-04-18
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『知性の限界』『理性の限界』に続く第3弾。強烈なキャラクターが語っていく形式だが、最後はゲーテ論者が持っていく約束らしい。

暮らしの質を測る―経済成長率を超える幸福度指標の提案
作者:ジョセフ・E. スティグリッツ
出版社:金融財政事情研究会
発売日:2012-04
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サルコジさんは負けてしまったけれど、フランスで真剣に論じられている「幸福度計測の基準」。ブータンみたいだ。

家族の衰退が招く未来―「将来の安心」と「経済成長」は取り戻せるか
作者:山田 昌弘
出版社:東洋経済新報社
発売日:2012-04-06
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結婚して家族の意識について、よく考えるのだそうだ。

ばっさりと髪の毛を切って、新人社員のような村上浩

科学予測は8割はずれる
作者:竹内 薫
出版社:東京書籍
発売日:2012-05-01
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大人気の科学ジャーナリストの新刊。福島原発事故から学ぶものは何か。

意識は傍観者である: 脳の知られざる営み (ハヤカワ・ポピュラーサイエンス)
作者:デイヴィッド・イーグルマン
出版社:早川書房
発売日:2012-04-06
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最新脳科学を使った意識と感覚のずれ。意識をコントロールできない犯罪者はどう裁くのか。

ヒトは一二〇歳まで生きられる: 寿命の分子生物学 (ちくま新書)
作者:杉本 正信
出版社:筑摩書房
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そういえば、先月は鈴木葉月がこんな本も紹介していた。

200歳まで生きる! ~ここまできた不老不死のテクノロジー~ (マイナビ新書)
作者:丸子 かおり
出版社:マイナビ
発売日:2012-02-24
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80歳もちがうじゃん!

最後は成毛眞。最近はHONZで初めて彼のことを知る人が増えてきて感慨深いようだ。

「菅原伝授手習鑑」精読――歌舞伎と天皇 (岩波現代文庫)
作者:犬丸 治
出版社:岩波書店
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歌舞伎に造詣が深い成毛ならでは、の一冊。簡単に子供を殺して主君の身代わりにする裏には、八瀬童子の秘密が隠されている、という説を唱えた画期的な本。

日本語にとってカタカナとは何か (河出ブックス)
作者:山口 謡司
出版社:河出書房新社
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日本語の中でのカタカナの位置づけを論じた一冊。

時間と宇宙のすべて
作者:アダム・フランク
出版社:早川書房
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時間の概念と宇宙論の進展を、社会や歴史とのかかわりから展望する、のだそうだが読んでみないとわからなそうだ。

と、ここで1周目が終了。だんだん誰と誰の好みが同じかわかってくるが、意外にも「初心に戻って」という人が今回は多い。それから仲野先生、その2で書きますからオススメ本をメールしてくださいね。

今回はカブりが多く、おまけの本の手持ちが少ない中、鈴木葉月だけはなぜか機嫌がいい。そのわけは「その2」にて。すごいよ(笑)

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