5月の今月読む本 その1

東 えりか2014年05月07日 印刷向け表示
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ゴールデンウィーク明けの初日、ぼんやりする頭を抱え早朝の道を駅へ急ぐ。最初は足取りが重かったが、さわやかな春の風と満開のつつじの鮮やかさ、新緑が目にまぶしくて少し気分がよくなってくる。いまだ連休中のメンバーや、すでに海外出張に出かけたビジネスマンメンバーもいて、今回も出席者は少なめだ。

早めに出社しなければならない人からスタート!今回はかなり強力な面白(そう)本がそろっているので、どうか気を付けてくださいまし。

村上浩

『年収は~』シアトル、オースティンといった都市で労働人口増加、投資増加、雇用増加の好循環が生まれているのはなぜか。

『強欲の帝国』映画『インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実』でアカデミー賞(長編ドキュメンタリー映画部門)を受賞した監督が描くリーマンショックの真実。

『技術を~』世の中にはあまり知られていないが、特殊な分野でシェアを独占してる企業の戦略。
 

高村和久

『初音ミク~』2007年に登場したボカロ。初音ミク。さまざまなアーティストに影響を与えているその秘密

『ミルトン・エリクソン~』催眠療法でカウンセリングを行うこの方法の決定版解説書。

『パーフェクト~』一般相対性理論が発表されて100年が経つ。宇宙の“完全なる理論"を求める現代物理学・天文学の天才たちの葛藤する姿。
 

田中大輔

『正しい~』スラングの汚い言葉は映画などでよく耳にするが、その上手な使い方を伝授。発音をおぼえるためのCD付。

『殿様は~』明治維新以後、各藩の殿様たちはどのように生き残っていったのか。かなり悲惨な末路になった人もいたようだ。

『日本酒~』つい最近まで下戸だった田中が、今、お酒に嵌っている。ブームがきている日本酒を、まずは本でお勉強。
 

麻木久仁子

『真実』北海道警察の裏金についてすっぱ抜いた北海道新聞の記者が、その後権力からどのような仕打ちをうけて職を失ったか、その一部始終。

『無罪請負人』小沢一郎氏への国策捜査、薬害エイズ事件、三浦和義ロス疑惑などの弁護を引き受けている著者、覚悟の書。

『旧暦で~』節句やお盆など旧暦で行われていたものは、どうもしっくりしない。日本人が心地よく感じられる季節の移ろいを「陰暦」を通して蘇らせる。
 

内藤順

『カウンセラー~』みんな大好き医学書院の「シリーズケアをひらく」。今回は「見て」「聞いて」「引き受けて」「踏み込む」技術を紹介。

『デカルト~』前回に続き峰尾とカブり呪詛の声を上げる。デカルトの悪魔のように内藤は高笑い。難解な科学をたとえ話にして、図解とともに説明。

『チャート式~』懐かしい響きだ。昭和16年に初めてできたチャート式を復刻したもの。それにしても、どうして数学は何一つ覚えていないのだろう?
 

成毛眞

巨大ダムのなぜ
西松建設「ダム」プロジェクトチーム

『オードリー~』オードリーもローマも大好きだという成毛。生誕85年を記念したプライベートショット満載の一冊。

『巨大ダム~』ヘルメットをかぶるとテンションが上がるという成毛。巨大建築も大好きだからまさに納得の選本。

『美味しさの脳科学』味わうときに不可欠な香りは、脳内でどのように認知されるのか?
 

足立真穂

『生まれた時~』幼い時から食べることが大好きで食日記をつけていた著者。今評判の一冊。

『テッペン!』富士山の山頂から撮影した絶景写真の数々。

『差別と~』被差別部落出身で家庭にも問題があった著者は、小学校のときから問題児だった。しかしそれを救ったのは「解放教育」を実践する一人の女性教師。熱血さがハンパない。
 

東えりか

『犬と、走る』日本で唯一、そして多分初の女性犬そり師。たった一人で極寒の地に住み、20頭もの犬を飼育し、1600キロに及ぶレースに参加。熱い熱いものがたり。

『明治日本から』明治天皇の皇后昭憲皇太后が寄付したお金で基金が作られた。現在まで92回もの人道支援の費用として使われている。日本では知られていない、世界への貢献を記す。

『浪速の~』赤井英和を育てたプロモーターの一代記。
 

山本尚毅

『数学は~』釈迦、ムハンマド、キリストのうちで、誰が一番数学に強いと思うか?という意表を突いた質問から入るかなり斬新な数学の本。

『第一ポップ時代』ウォーホールの展覧会を見た帰り、思わず買ってしまったというポップアートの本。

『しなやかな~』『里山資本主義』が大ヒットした著者の対談集。
 

峰尾健一

集合成田。行き先、宇宙。
作者:浅川 恵司
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いよいよ宇宙旅行が現実味を帯びてきている。2500万ほどで無重力を体験し、青い地球を見るそうだ。その旅行会社社長が語る宇宙旅行の実際の魅力や工程等。

参加者が少なかったのに、脱線に次ぐ脱線で時間は押し気味。でもこういう無駄なような話がいつか役に立つのだ。家に帰る途中の書店で『真実』を購入してしまった… 

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