HONZ記事
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『誘蛾灯 鳥取連続不審死事件』 この街には行くところがない
"2009年秋、2つの連続不審死事件が明るみに出た。いずれも30代の小柄の肥満体型の女性が幾人もの男性を虜にして多額の金を貢がせてい…more
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『ヴェニスの商人の異人論―人肉一ポンドと他者認識の民族学』by 出口 治明
ダークスーツを颯爽と着こなしたビジネスパーソンが、ビジネスバッグを手に所狭しと歩きまわる、電話を掛ける、キーボードをたたく――2…more
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『脳のワーキングメモリを鍛える! 』 前頭葉のフィットネス
本書には、脳の「ワーキングメモリ」がいかに重要な機能か、さらに、どうすればそのワーキングメモリを強化するできるかが記されている。著者…more
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『零戦 搭乗員たちが見つめた太平洋戦争』
2014年1月28日日本人の心に強く刻み込まれた戦闘機が存在する。純国産であり、開発された当時において、世界最高の能力を有した大空の王者。しかし、その強…more
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『すばらしき特殊特許の世界』
"アイデアを思い付いたとき「これ、特許にしたら儲かるかな」なんて思ったことある人がいるはずだ。 しかし、アイデアを具体的に特許にす…more
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1月のこれから売る本-中原ブックランドTSUTAYA小杉店 長江貴士
2014年1月26日携帯電話というのは、「それがない世界を想像出来ない」というエポックメーキングな発明だったと思う。携帯電話がなかった時代とある時代で…more
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どうしてこんなに流行っているの?『「おネエことば」論』
いつのころからだろう、テレビのバラエティ番組に「おネエ」言葉が溢れるようになってきたのは。異形の麗人たちの姿に驚かなくなってしまった…more
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『それでも、私は憎まない』 人間は、みな同じだから
"本書は、ガザ紛争(2008年-2009年)によって娘と姪を失った著者が自らの半生を振り返りながら、パレスチナがどのような歴史的経緯…more
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『N magazine Vol.1 THE CORE issue』-編集者の自腹ワンコイン広告
2014年1月24日"今回のテーマは「核心」。表層で捉えられがちなビジュアルをクリエイターそれぞれが持つ「核心」を元に企画へと落とし込んでいくモノとした…more
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DNAこそが知っている『殺人犯はそこにいる』ことを
出版されるやいなや、タイムラインには読み巧者たちによる絶賛の言葉がならんだ。しかし内容は重そうだ。まずはウォーミングアップにと、前作…more
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ストン、ストン、胸に落ちる音がする。『あわいの力』
2014年1月23日甲骨文字や古代哲学に詳しい能楽師が語る、身体感覚に基づくまった新しい論考。不安と悲しみが満ちる「心の時代」を次を生きるために。more
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『WILDER MANN』ヨーロッパの獣人たち
ヨーロッパ諸国で何世紀も昔から伝わる祭り。そこに登場する獣人たち。動物の毛皮や植物でできた装束、鈴や骨で飾られた姿。それらの驚くべき…more