HONZ客員レビュー
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『ティムール帝国』by 出口 治明
2014年5月23日ユーラシア大陸の東西を、自ら先頭に立ち何千里にも渡って踏破して、大帝国を築き上げた英傑は、アレクサンドロス大王(イスカンダル)以降、…more
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『ヴィクラム・ラルの狭間の世界』by 出口 治明
2014年5月17日重くて悲しい、それでいてみずみずしい物語が、抑制された美しい格調のある文体で淡々と綴られる。多用される現地語も彩りを添える。そして、…more
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『物数寄考 骨董と葛藤』by 出口 治明
2014年5月10日"向こうから僕の眼の中に「読んでください」と飛び込んでくる本がたまにある。この本もそうだった。不思議な形の志野の装幀に加え、骨董と葛…more
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『かくして「源氏物語」が誕生する』by 出口 治明
2014年5月6日僕は、確か小学生の頃、平家物語を読んで感動し、同じ感動を味わおうと思って源氏物語に取り組んだ。田舎の少年は、源氏物語は武家としての源…more
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『ワーグナー(上下)』by 出口 治明
2014年4月20日ブラームス派であるにも関わらず、昔からワーグナーは何故か気になる存在だった。一言で言えば、癇に障るのだ。完成までに4半世紀を費や…more
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『〈生きた化石〉生命40億年史』by 出口 治明
2014年4月15日名作、「生命40億年全史」「地球46億年全史」の著者が、太古の昔から姿も変えずいまなお生き残っている生物を対象に、「いかにして生き…more
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『黙示録――イメージの源泉』by 出口 治明
2014年4月7日フランスのアンジェ城で、薄暗い光の中、壁一面にかけられたアンジェの黙示録を初めて見た時の、摩訶不思議な感動は、まるで昨日のことのよ…more
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『システム×デザイン思考で世界を変える』by 出口 治明
2014年3月29日日本一小さな大学院、慶應SDM(システムデザイン・マネジメント研究科)のPR本である。しかし、PR本でありながら、とても面白いし、ま…more
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『スキタイの騎士』by 出口 治明
昨年の6月、「カールシュタイン城夜話」の書評ブログで、僕はクプカの歴史物語三部作の残る2作、「スキタイの騎士」と「プラハ夜想曲」を早…more
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『男性論 ECCE HOMO』by 出口 治明
人間が一番分からないのは、自分自身である。そして、男性が永遠に分からないのは、女性である。逆もまた真である。僕は、本の中では、「ハド…more
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『第五の権力 Googleには見えている未来』by 出口 治明
2014年3月2日グーグルほどに興味をそそる企業は他にない。僕は、Gmailの大の愛好者だ。そのグーグルの総師シュミットが、初めて本を書いたという。こ…more
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『アラブ500年史:オスマン帝国支配から「アラブ革命」まで』by 出口 治明
2014年2月26日ムハンマドからウマイヤ朝、アッバース朝などの盛期に至るアラブの歴史は、わが国でも比較的よく知られている、と言っていいだろう。僕たちが…more