おすすめ本レビュー
-
“土人”の土産か『アートにとって価値とは何か』
2015年1月7日"パリでいうならルーブルやオルセー、 ニューヨークであればメトロポリタンやMoMA、グッゲンハイムといった 各都市にはこれだ!と…more
-
『GO WILD 野生の体を取り戻せ!』 多様性があなたの野生を呼び覚ます
本書の主張はシンプル。人類は600万年前の誕生から1万年前に農耕を発明するまで野生の生活を送っていたため、人類の体も脳も野性的な狩猟…more
-
『オートメーション・バカ』快適さの代償は、どれくらい?
2015年1月1日タイトルからも一目瞭然であるように、本書はオートメーション化していく世の中に対して警鐘を鳴らす一冊である。とは言っても、不可逆な流れ…more
-
『昭和の名編集長物語』いぶし銀の裏方たち
"本や雑誌づくりにおいて扇の要のような役割を担っている、編集者という職業。その中でも編集長の座に就く人物は、作品の良し悪しを左右する…more
-
マイ茶室を持っているという方は挙手願います。『茶室がほしい。 茶室から入る茶の湯の愉しみ』
2014年12月27日永江さんは新聞、雑誌方々で活躍する売れっ子ライターで、今年だけでも5冊を上梓した人気の文筆家。『茶室がほしい。茶室から入る茶の湯の愉…more
-
『明治維新と幕臣 「ノンキャリア」の底力』
2014年12月24日来年の大河ドラマは『花燃ゆ』。吉田松陰の妹・文を主人公に、松蔭はもちろん、久坂玄瑞や高杉晋作など長州の志士たちが、その生き様をたっぷ…more
-
『ブルネイでバドミントンばかりしていたら、なぜか王様と知り合いになった。』
"2005年、著者は経産省から外務省に出向し、在ブルネイ日本大使館の二等書記官となる。ブルネイは石油と天然ガスにめぐまれ、東アジアで…more
-
『絶対に行けない世界の非公開区域99』行けない場所にはワケがある
これだけ交通手段も発達し、情報化が進んだとはいえ、まだまだ世界は広い。宗教、科学、歴史、戦争、様々な分野において、限られた人間しか立…more
-
『知のトップランナー149人の美しいセオリー 』 あなたの知らない美しい世界
"ジョン・ブロックマンは、毎年1つの質問を知のトップランナーたちに投げかけている。本書は、2012年の質問に対する149人分の回答を…more
-
世界地図のいろいろ『オン・ザ・マップ』
2014年12月17日地図に思いを馳せるーー残念ながら私はそんなロマンチストではなく、地図も全く当てにできない方向音痴だ。しかし、宝の地図や、新大陸と聞け…more
-
『ペテン師と天才 佐村河内事件の全貌』 第45回大宅壮一ノンフィクション賞雑誌部門受賞作
2014年12月16日2014年2月6日発売の週刊文春において、佐村河内守が作曲したという楽曲全部は新垣隆という音楽家が作ったものである、という記事が出た…more
-
『深海8000mに挑んだ町工場』町工場の快進撃!
本書は、衰退する東京下町工場が世界初の偉業を成し遂げるまでの過程を追ったノンフィクションであり、町工場のおじさんがぶち上げた深海探査…more
-
科学の女神ここに微笑む 『サバからマグロが産まれる!?』
2014年12月14日どんな研究がいい研究か?いろいろな考えがあるだろうけれど、わかりやすい研究がいちばんだ。気の利いた小学生高学年の子にわかるように説明…more
-
刑事の凄みが匂い立つ 『張り込み日記』
2014年12月13日実際の殺人事件を捜査する刑事たちに密着・撮影した、実録写真集。時代は、戦後まもない昭和33年、モノクロの陰影がバラバラ殺人の謎を深め…more
-
『サバからマグロが産まれる!?』 ヤマメはもうニジマスを産んでいる
" サバがマグロを産むとはなんとも信じがたいが、東京海洋大学の著者らは既に、ヤマメにニジマスを産ませることに成功している。結論から言…more