
古幡 瑞穂
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『トラジャ JR「革マル」30年の呪縛、労組の終焉』を買ったのは、どういう人たちなのか?
2019年10月15日HONZメンバーをはじめ、身近なノンフィクション読みから「絶対読んだ方がいい!」とオススメされる1冊が登場しました。ここからのノンフィクション本のアワードやベストセラーに入ってくるだろう1冊、それが『トラジャ』です。 もともと、『週刊東洋経……more
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『哲学と宗教全史』を買ったのは、どういう人たちなのか?
2019年09月24日『哲学と宗教全史』がじわじわと売れています。 本体価格2,400円、分厚い!という印象のある本ながら、多くの方に手にとられ感動を与え続けている秘密はどこにあるのでしょう。データからその裏側を見てみたいと思います。…more
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『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』を買ったのは、どういう人たちなのか?
発売前のゲラを読んだ読み手がこぞって絶賛し、話題になった『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(長いタイトルなので、『ぼくイエ』なんて愛称で呼ばれています)。この『ぼくイエ』は6月の発売以降、毎週毎週「1週間の売上記録過去最高!」を塗……more
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『心。』を買ったのは、どういう人たちなのか?
2019年08月15日経営者や政治家といった方のインタビューを読むと、しばしば“尊敬する人”“目標にする人”として稲盛和夫という名を挙げるのを目にします。様々な著作のある著者ですが、『生き方』はビジネスパーソンだけでなく、様々な人に手に取られ、大ベストセラーとなり……more
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『ニュータイプの時代』を買ったのは、どういう人たちなのか?
2019年07月18日著者の山口周さんは『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』を皮切りに、その後何冊かの著作があります。すでに注目の著者ではありますが、今作の売れ方にはこれまで以上の勢いを感じています。今回は『ニュータイプの時代』を見ていきます。…more
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『レオナルド・ダ・ヴィンチ』を買ったのは、どういう人たちなのか?
2019年07月01日今年、2019年はレオナルド・ダ・ヴィンチの没後500年に当たる年だそうです。天才と言われる数々の仕事、謎の多い姿。科学が進化すればするほど、彼の残した業績が再評価される機会は増えています。謎の多い天才の生涯を伝記として記したのが、ウォルター……more
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『キン肉マン「超人」初回限定ケース版 』を買ったのは、どういう人たちなのか?
2019年06月17日発表されたときに「すごい本が出てくるな」と思った人は間違いなくジャンプ黄金期世代。その証拠に、書店店頭での予約も大盛り上がりで、当初想定を超える初版になったとか。 学研の図鑑シリーズにちゃっかり入って読者を待つ『キン肉マン「超人」』はい……more
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『世にも危険な医療の世界史』を買ったのは、どういう人たちなのか?
2019年05月30日発売した瞬間にHONZメンバーがどよめく、というか「おおっ!」と沸くことが最近頻発しています。面白いノンフィクションが次々と世に送り出されている事の証左でしょう。この『世にも危険な医療の世界史』もそんな1冊でした。 エビデンス、エビデン……more
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『メモの魔力』や『FACTFULNESS』を買ったのは、どういう人たちなのか?
2019年05月07日ビジネス書コーナーが活況を呈しています。特に、『メモの魔力』と『FACTFULNESS』はここ数ヶ月1位、2位を争い数字を伸ばし続けています。今やベストセラーになり知名度も抜群のこの2冊。発売直後に買った人はどんな方だったのでしょうか。またそ……more
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『ビッグ・クエスチョン <人類の難問>に答えよう』を買ったのは、どういう人たちなのか?
2019年04月22日4月10日、ブラックホールの撮影に成功したというニュースが流れてきました。SF小説や映画でもおなじみのブラックホール。撮影成功のニュースは、宇宙にそれほど関心がない人にとってもわくわくする話です。 ブラックホールがどうなっているのか、ブ……more
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『父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。』を買ったのは、どういう人たちなのか?
2019年03月22日ビジネス書売場にまた注目の1冊が登場しました。それが『父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。』です。 3月発売にもかかわらず着々と売上を伸ばし、ランキング順位も上昇中。ベストセラーの仲間入りするのももうすぐで……more
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『妻のトリセツ』を買ったのは、どういう人たちなのか?
2019年02月25日今年に入って、新書売り場の調子が絶好調です。理由はなんといっても樹木希林の『一切なりゆき』の大ブレイク。樹木希林関連は新刊の発売も続々予定されており、さらにブームは盛り上がっていきそう。 今回注目したいのが同じく新書としてとても売れてい……more
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『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』を買ったのは、どういう人たちなのか?
2019年01月28日新刊、ロングセラーがしのぎを削るビジネス書ジャンルに注目の新刊が登場しました。それが『FACTFULNESS』。発売と同時にメディアやSNSで取り上げられ、すでに大ブレイクの兆しを見せています。…more
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『極夜行』を買ったのは、どういう人たちなのか?
2018年12月26日今年、Yahoo!ニュース/本屋大賞ノンフィクション本大賞という新たなノンフィクションの賞が創設されました。相次ぐノンフィクション掲載誌の休刊なども重なりノンフィクションの危機が叫ばれている中、ネットメディアが創設したこの賞は大きな意味を持つ……more
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『ホモ・デウス テクノロジーとサピエンスの未来』を買ったのは、どういう人たちなのか?
2018年12月02日年の終わりを待たず一足早く、年間ベストセラーが発表されましたが、今年は大人向けのノンフィクションは上位にランクインするものが少なく苦戦の年となりました。 そんな中、勢いを見せるのがユヴァル・ノア・ハラリの『ホモ・デウス』です。こういった重厚……more