
古幡 瑞穂
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『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』を買ったのは、どういう人たちなのか?
2019年01月28日新刊、ロングセラーがしのぎを削るビジネス書ジャンルに注目の新刊が登場しました。それが『FACTFULNESS』。発売と同時にメディアやSNSで取り上げられ、すでに大ブレイクの兆しを見せています。…more
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『極夜行』を買ったのは、どういう人たちなのか?
2018年12月26日今年、Yahoo!ニュース/本屋大賞ノンフィクション本大賞という新たなノンフィクションの賞が創設されました。相次ぐノンフィクション掲載誌の休刊なども重なりノンフィクションの危機が叫ばれている中、ネットメディアが創設したこの賞は大きな意味を持つ……more
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『ホモ・デウス テクノロジーとサピエンスの未来』を買ったのは、どういう人たちなのか?
2018年12月02日年の終わりを待たず一足早く、年間ベストセラーが発表されましたが、今年は大人向けのノンフィクションは上位にランクインするものが少なく苦戦の年となりました。 そんな中、勢いを見せるのがユヴァル・ノア・ハラリの『ホモ・デウス』です。こういった重厚……more
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『死に山 世界一不気味な遭難事故《ディアトロフ峠事件》の真相』を買ったのは、どういう人たちなのか?
2018年10月28日事実は小説より奇なり、というのはHONZ読者にとってはしばしばぶちあたる事だと思いますが、『死に山 世界一不気味な遭難事故《ディアトロフ峠事件》の真相』はその中でも有数のインパクトのある本でした。「これ、ミステリ読みだったら即、本屋さんに走り……more
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『amazon 世界最先端の戦略がわかる』を買ったのは、どういう人たちなのか?
2018年09月30日『GAFA』という言葉が、あちこちで聞かれるようになりました。7月末に発売された『the four GAFA』も非常に良く売れており、このワードはめきめきと認知度を上げています。 『GAFA』4企業はどれも日本人にとって生活の一部となり……more
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『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』を買ったのは、どういう人たちなのか?
2018年08月27日「1日1ページ」「読むだけで身につく」…というのに続くのが「世界の教養」。HONZメンバーとしては看過しちゃっていいのか悪いのか、なんかもっと教養ってじっくり身につけるべきものの気もするし…といった思いを抱えながら、うっすら横目で見ていた本が……more
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『わけあって絶滅しました。』を買ったのは、どういう人たちなのか?
2018年08月04日一昨年からずーっと続いてきた生き物ブームに変化の兆しが見えてきました。Twitterコメントがバズり、予約殺到全国的な品薄が発生した『リアルサイズ古生物図鑑』を皮切りに、今度は『わけあって絶滅しました。』が大ブレイク中!この夏は「ざんねん」を……more
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『紀州のドンファン 美女4000人に30億円を貢いだ男 』を買ったのは、どういう人たちなのか?
2018年06月30日今や「紀州のドン・ファン」という言葉がテレビから聞こえてこない日はありませんが、ノンフィクションファン、HONZファン…というか栗下ファンにとってはこの名前は馴染みのあるワードだったのではないでしょうか。栗下の「『紀州のドン・ファン』美女40……more
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『10年後の仕事図鑑』を買ったのは、どういう人たちなのか?
2018年05月28日『10年後の仕事図鑑』(落合陽一・堀江貴文)が売れています。『未来の年表』の大ブレイクなど、未来のために今やるべきことを語る本は出版点数も増えており、いま最も注目を集めるジャンルとなっています。新たな知識や技術が次々と発表されてくることから、……more
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『こわいもの知らずの病理学講義』を読んでいるのは、どういう人たちなのか?
2018年04月23日HONZ読者にはお馴染みの仲野先生の著作『こわいもの知らずの病理学講義』の勢いが止まりません。9月に発売、発売即重版、そのまま勢い途切れることなく年末年始の増売期に入り、まだまだ売れ続けています。しかし『病理学講義』というタイトル、ジャンルの……more
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『炎と怒り トランプ政権の内幕』を買ったのは、どういう人たちなのか?
2018年03月25日年明けに飛び込んできた米国での『Fire and Fury』出版のニュースは、日本の出版業界をも大きく揺さぶりました。本国では大ベストセラー、瞬時に売り切れたというニュースに…「じゃあ日本ではいつ出る?」等々、業界関係者の話題は一時期そのテー……more
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AI関連本は、どんな本が売れているのか? どんな人が買っているのか?
2018年02月19日『AI vs.教科書が読めない子どもたち』がHONZのレビューをきっかけに大きく売上を伸ばしています。この本をはじめとして、昨年末からAI関連の書籍の点数が急激に増えてきています。成長著しい分野のため、読者が求めるのも最新の情報ということで、……more
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10年ぶりの改訂!『広辞苑』を買ったのは、どういう人たちなのか?
2018年01月30日『広辞苑』の10年ぶりの改訂は、今年の出版業界のニュースの冒頭を飾るニュースとなりました。いくつかの間違いが即日指摘され世の中を沸かせるところも、国民的辞書だからこそという気もします。 とはいえ、この電子化の時代。紙の辞書がどの程度売れ……more
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今年最も本が売れた日は、いつだったのか? 2016.12〜2017.11
2017年12月14日書店の店頭を「今年のベストセラー」が飾る時期となっています。この1年を彩った本の紹介は他所に譲るとして、今回は恒例(?)となった「今年一番売れた日はいつだった?」というテーマを取り上げたいと思います。…more
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『SHOE DOG』を読んでいるのは、どういう人たちなのか?
2017年11月29日ドラマ「陸王」もそろそろクライマックスに突入。この『陸王』が注目されているタイミングで、『SHOE DOG』が発売されたのも何かの縁に思えてきます。靴作りの熱さに触れた人たちが、ナイキの創業物語に触れ、お正月の各種駅伝でランナーたちの足もとを……more