栗下 直也

栗下 直也

1980年生まれ、東京都出身。大学院修了後、半年間の無職生活を経て、産業専門紙に記者職で拾われる。現在は電機業界を担当。HONZでは新橋ガード下系サラリーマン担当を自認する。紹介する本は社会科学系、人文系、ルポ、お酒の本が中心。
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  • 『ルポ 居所不明児童』 消えた2万4000人の子どもたち

    『ルポ 居所不明児童』 消えた2万4000人の子どもたち

    栗下 直也 栗下 直也 2015年04月20日

    383人。2014年の所在が分からない小学生と中学生の数だ。文部科学省では「居所不明児童」と呼び、居場所もわからず、就学の確認もできない子どもを指す。昨年厚木市で男児の白骨化遺体が発見された事件で「居所不明児童」が突如、メディアをにぎわすよう……more

  • 『主夫になろうよ!』偏見をぶち破る

    『主夫になろうよ!』偏見をぶち破る

    栗下 直也 栗下 直也 2015年04月10日

    主夫になりたいと思ったことがある。思ったものの、主夫はあまりにも謎めいた存在であり、踏ん切りがつかなかった。あまりにも母数が少なく、ロールモデルが少ない。 炊事、洗濯、掃除。こなさなければならない家事があることはわかるが 、想像力が乏……more

  • 『老人たちの裏社会』生き地獄化する余生

    『老人たちの裏社会』生き地獄化する余生

    栗下 直也 栗下 直也 2015年03月20日

    65歳以上の高齢者の万引きの増加が話題になったのは20年ほど前だったか。当時は全体に占める割合が1割に達したことで注目を集めていた。本書によると警察庁発表の犯罪統計では高齢者による万引きは2011年には未成年者の検挙数を追い抜き、直近の公表値……more

  • 『美貌格差』ブサイクは救われないのか?

    『美貌格差』ブサイクは救われないのか?

    栗下 直也 栗下 直也 2015年03月10日

    「やさしそう」この5文字がどれだけの男女を傷つけてきただろうか。初対面なのに、値踏みされ、コメントに窮した相手に、ひねりだされるこの5文字。小さい頃は親の知人、最近になっても彼女や妻の知人に言われ続けてきた。 「やさしそう」そもそもやさしく……more

  • 『広辞苑の中の掘り出し日本語』新刊超速レビュー

    『広辞苑の中の掘り出し日本語』新刊超速レビュー

    栗下 直也 栗下 直也 2015年03月10日

    「送別会で『へへやか』に生きて、『ほたえじにたい』と挨拶したら、一同『だあ』って感じでしたよ」日本で生まれ育ち30年以上経つが、「へへやか」など使ったことがない。へへやかは「のんびりと時日をすごすさま」、「ほたえじに」とは「遊び暮らして死ぬこ……more

  • 『聞き出す力』タブーを恐れず、話を引き出すには

    『聞き出す力』タブーを恐れず、話を引き出すには

    栗下 直也 栗下 直也 2015年02月10日

    ベストセラーになった『聞く力』(阿川佐和子、文春新書)が発売されてから約3年。一周どころか数周遅れの感もあるが、「プロインタビューアー」、「本人よりもその人に詳しい」と言われる著者による待ちに待った一冊だ。 インタビュー時の面白い経験や背筋……more

  • 『最貧困シングルマザー』自己責任論を乗り越えて

    『最貧困シングルマザー』自己責任論を乗り越えて

    栗下 直也 栗下 直也 2015年01月30日

    出会い系の売春で食いつなぐ少女たちを取材してきた著者が、シングルマザーを取材対象に選んだことは意外な感もあったが、「貧困」という同じ根でつながっていた。出会い系を利用していた30-40代の女性の多くは子どもを抱えたシングルマザーだったという。……more

  • 若手社員は必読!『正しい太鼓のもち方-上司を転がす35の社交辞令』

    若手社員は必読!『正しい太鼓のもち方-上司を転がす35の社交辞令』

    栗下 直也 栗下 直也 2015年01月20日

    職業柄、企業内で「エース」、「次期社長候補」と言われながら、外部環境の思わぬ変化などで社長の椅子を逃してきた人を多く見てきた。能力があっても出世は運に大きく左右される。社長にのぼりつめるにはなおさらだ。もちろん、「ひたすら頑張って仕事して社長……more

  • 『明治の「性典」を作った男』謎の医学者・千葉繁を追え!

    『明治の「性典」を作った男』謎の医学者・千葉繁を追え!

    栗下 直也 栗下 直也 2014年12月10日

    自慰行為は体に悪いのか。馬鹿になるのか。思春期の男子ならば一度は頭をよぎったはずだ。インターネットが普及した現代では、「自慰 毎日 馬鹿」などと検索すればたちまち良くも悪くも多くの情報に接することができるが、残念ながら、近年までそのような利器……more

  • 『酒場詩人の流儀』こんにちは、吉田類です。

    『酒場詩人の流儀』こんにちは、吉田類です。

    栗下 直也 栗下 直也 2014年11月10日

    ハンチング帽を被ったおじさんが「吉田類」ですと名乗っても液晶画面越しに「誰だよ」と突っ込まなくなったのはいつからだろうか。「吉田類、下戸」の週刊誌報道に好きだったアイドルが結婚した時以上の衝撃を受けたのは私だけだろうか。 もはや新橋界隈で働……more

  • 『無名の人生』新刊超速レビュー

    『無名の人生』新刊超速レビュー

    栗下 直也 栗下 直也 2014年11月10日

    「江戸時代の庶民って実はみんなハッピーだったんだよね」とマルクス主義者にドロップキックをかました名著『逝きし世の面影』。著者の渡辺京二氏の思想が詰まった幸福論が本書だ。 帯は強烈だ。 …more

  • 『異常気象が変えた人類の歴史』新刊超速レビュー

    『異常気象が変えた人類の歴史』新刊超速レビュー

    栗下 直也 栗下 直也 2014年10月10日

    歴史をどう捉えるか。専門家の間でも長年にわたって議論されてきた話だが、私を含め、門外漢からするとどうしても個人の行動を中心に読み解きがちだ。 だが、考えてみれば至極当然だが、我々の生活を形作ったのは、遠い昔の誰かであるケースは非常に少ない。……more

  • 消された歴史『浮浪児1945-戦争が生んだ子供たち』

    消された歴史『浮浪児1945-戦争が生んだ子供たち』

    栗下 直也 栗下 直也 2014年09月10日

    冒頭から引きこまれる。「いまの私には、死はただ一ツの人間らしい道を歩んだということのできる方法です」今から65年前に15歳の少年が書いた遺書の一節だ。終戦の年の1945年、彼は11歳で家族を空襲で失った。路地をさまよい、ごみを漁り、闇市の屋台……more

  • 『危険動物との戦い方マニュアル』オレはオニヒトデに勝てるのか

    『危険動物との戦い方マニュアル』オレはオニヒトデに勝てるのか

    夏休みに恋人や家族と出かけた先でクマに出くわしたら、どう対処するか。ヘビに遭遇したらどう振る舞うか。こうした、真木よう子にいきなり求愛されるくらい小さい確率を気にかけてしまう妄想力が逞しいあなたにおすすめなのが本書だ。いつもは家族の前では読め……more

  • 今こそ取り戻そう『男子の貞操』

    今こそ取り戻そう『男子の貞操』

    栗下 直也 栗下 直也 2014年07月10日

    中身に触れる前に、まずタイトルが凄い。「貞操」である。平成の世に、21世紀の世に「貞操」である。久しく耳にしてない言葉である。貞操を飾る言葉が、「男子の」。「女子の」ではなく、「男子の」。「女子の」ならば「週刊SPA風味の肉食女子についてです……more

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ノンフィクションはこれを読め!  2014 - HONZが選んだ100冊
出版社:中央公論新社
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