山本 尚毅
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『ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!』
2015年5月26日著者の川上量生は会社経営者として一般には知られているが、そのアイデンティティや考え方を構築したのはゲーマーとして過ごした時間であった…more
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『臓器移植の人類学』生死の境界線は変わっていくか
"脳死という言葉は、そもそも臓器移植をおこなうために生み出され、普及したというのが正しい 脳死が先だったのか、臓器移植医療の成立が…more
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『世界はシステムで動く』方向性のない不可解な時代を生きるために
本書の草稿はしばらく仲間内で閲覧されていたのみで、完成させることなくこの世を去ってしまった。しかし、時が経過しても内容が古びていない…more
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突き放した視点で見る宗教、発想が変わる『教養としての宗教入門』
2015年1月26日そもそも「宗教」という言葉の起源は西欧語"religion"の翻訳語だ。中国語や韓国語の「宗教」は日本からの逆輸入・最輸入である。一…more
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『えんぴつの約束』感動の中にある戦略
一流コンサルティング会社を一時休職し、何度かパーティーを開いて資金を集め、学校を建てた。発展途上国に学校を創る、というありきたりの青…more
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『つながるカレー』赤字でいいじゃない!何より楽しむこと
2014年9月26日「ひとと出会い まちでカレーをつくる」ことである。ただ、それだけである。朝、街で手に入る材料は探す。昼頃から作りはじめ、夕方に完成す…more
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『革命キューバの民族誌』理想と現実の狭間から見える新しい生き方
キューバを賞賛し理想的な未来を託す人たちは高度で無料な医療や教育、英雄チェ・ゲバラやフィデル・カストロを語る。一方で、キューバに怪訝…more
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『反骨の公務員、町をみがく』故きを温ね新しきを知る
住民の側にたちつづけた公務員として、岡田には大切にしていた信念があった。それは“二足の草鞋をはくこと”。役場の制度の中でしか動けない…more
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自分が旅立つ前に残しておくべきものは?『死者を弔うということ』
"誰にとっても死は他人ごとでもあるかのように振り払いたくなるが、避けられない死。本書は、人が意識を失った後のできごと、「弔い方」を世…more
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『排泄物と文明』うんちのうんちく
約70億の人類は約4億トン近いウンコを、家畜(ニワトリ約190億、ブタ約10億、ウシ約14億、ヒツジとヤギ約18億)は控えめに見積も…more
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『サイレント・ニーズ』新しい見方というシンプルな武器
2008年7月、iPhoneが発売された。その時から凋落の一途を辿っていったのが、Nokiaの携帯電話事業である。2007年に最高益…more
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著者インタビュー『「最高の授業」を、 世界の果てまで届けよう 』税所篤快
2013年7月27日「最高の授業」を、 世界の果てまで届けよう 作者:税所篤快 出版社:飛鳥新社 発売日:2013-06-11 グーグルやビル・ゲイツな…more
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分子生物学者たちの壮絶な争い『ドキュメント遺伝子工学』
ドキュメント遺伝子工学 巨大産業を生んだ天才たちの戦い (PHPサイエンス・ワールド新書) 作者:生田 哲 出版社:PHP研究所 発…more
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もの悲しい人間の虚飾『プライドの社会学』
プライドの社会学: 自己をデザインする夢 (筑摩選書) 作者:奥井 智之 出版社:筑摩書房 発売日:2013-04-15 プライドが…more
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『日本プロ野球改造論』業界再編のケーススタディ
2013年5月14日日本プロ野球改造論 (ディスカヴァー携書) 作者:並木 裕太 出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン 発売日:2013-03-16…more