池上 俊一
東京大学大学院総合文化研究科教授。東京大学大学院総合文化研究科教授。専門は西洋中世・ルネサンス史。父親(現代中国政治研究者)の仕事柄、中国漬けだった幼少時代の家庭への反動でヨーロッパ史に興味をもち、フランスとドイツの中世文化史・宗教史を研究。旅行で訪れたイタリアで気の良い人々と美味しい料理に魅了されてイタリア研究にのめりこむ。その国を象徴するものでヨーロッパの国の歴史をたどる岩波ジュニア新書の「たどる史」シリーズは、同レーベルを代表する人気シリーズとなっている。
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『情熱でたどるスペイン史』めまいがするほど複雑な歴史を、「情熱」という養分で解き明かす
2019年2月4日本書は受けねらいのチャラい書物ではないのです。ここでキーワードになっている「情熱」には、じつはとても深い意味があって、スペインの古代…more