HONZ記事
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小池百合子「ファースト」写真集を買っているのは、どんな人たちか?
2017年7月20日都議選の声が聞こえ始めた6月上旬、我々のもとに「ものすごい隠し球があるらしい」という噂が飛び込んできました。出版業界というのは隠し球…more
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『かくて行動経済学は生まれり』人間は間違える。劇的に、そして規則的に
2017年7月19日行動経済学という概念を生み出したダニエル・カーネマンとエイモス・トヴェルスキー。本書は2人の足跡を辿りながら、行動経済学という一つの…more
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『復讐者マレルバ 巨大マフィアに挑んだ男』 生きるために殺し続けた男。それは現代版の『罪と罰』なのか?
「マレルバ」とは雑草のことである。雑草こそが本書の主人公のアントニオ・ブラッソことジュゼッペ・グラッソネッリの少年時代のあだ名である…more
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今週のいただきもの:2017年7月9日週
2017年7月15日地元の縁日へ行ってきました。縁日と言えば金魚すくい。昨日はボウルに金魚がいっぱいになるまですくい、ちびっ子たちから尊敬の眼差しを浴び…more
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痛快!『女子プロレスラー 小畑千代』81歳にして現役
この本、小畑千代という希代の女子プロレスラーの生きざまが紹介されているだけではない。小畑の周辺が丁寧に描かれており、高度成長期の昭和…more
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『反脆弱性 不確実な世界を生き延びる唯一の考え方』 ブラック・スワンは予測できないが、備えることはできる
2017年7月12日グローバル化の深化に呼応するように、世界の不確実性が増している。大勢の予想に反してトランプ大統領が誕生し、未来永劫続いていくかと思わ…more
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『世界一訪れたい日本のつくりかた』観光の基本は「楽しい」にあるべき
2017年7月11日アトキンソン氏の言っていることは至極真っ当で、感情的に反発すべきようなものではなく、むしろそれを正面から受け止めてキチンと検証し、こ…more
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『文春にバレない密会の方法』サラリーマンの護身術
2017年7月10日「文春にバレない」。政治家も芸能人もアスリートも、ことごとくバレてしまっている今、「文春にバレない」は「誰にも知られない」と同義だろ…more
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数奇な運命をたどった本 『ある奴隷少女に起こった出来事』
2017年7月9日新潮文庫のラインナップに、新たな古典名作が加わった。しかし、『小公女』や『若草物語』のようなフィクションではない。著者自身が序文で「…more
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『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』本好きにしか判らないこの楽しさとおかしさ
もしあなたが軽度の活字中毒を自任しているとしたら、おススメの一冊だ。内容はじつに他愛もない。カップ焼きそばの作り方、すなわちお湯をい…more
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今週のいただきもの:2017年7月2日週
2017年7月8日京都の夏の味覚といえば鱧ですね。鋭い歯で咬みつくことから、「食む(はむ)」がなまり、「はも」と呼ばれたそうです(諸説あり)。血液には…more