HONZ記事
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肥満に至る道はひとつではない──『人はなぜ太りやすいのか――肥満の進化生物学』
現在の人はかつてないほど太っている。1900年以前には肥満者は存在はしていたものの、多くはなかった。1700年代、1800年代のヨー…more
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『歴史の証人 ホテル・リッツ 生と死、そして裏切り』権力の交点となったホテルでの魅惑的な群像劇」
2017年7月31日"第二次世界大戦さなかの1940年6月14日、パリはドイツに占領され、豪奢なホテル・リッツはナチスの拠点とされてしまう。ところが、ホ…more
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今週のいただきもの:2017年7月23日週
2017年7月29日オフィスにお中元でマンゴーが届いたので、頼まれてもいないのに率先して切り分けました。かつてフェルメールが愛用した、インディアンイエロ…more
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ブレたっていいんです!『すごいヤツほど上手にブレる』
信念を曲げる、ブレる、一貫性がない。どれも否定的なニュアンスで使われることが多い言葉だ。政治家が変節しようものなら、多くのメディアや…more
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『祖国の選択 あの戦争の果て、日本と中国の狭間で』
2017年7月28日本書のノンフィクション作品としての迫力は、苦しみや悲しみを描いたことにあるわけではない。この作品の土台の強さは、その先に生じた人々の…more
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埼玉でスッポン、都内でエイを『捕まえて、食べる』アドベンチャーは自転車で!
2017年7月27日捕まえた場所は、ほとんどが自転車で行ける場所。料理を作る包丁さばきも、しどろもどろ。だけどやっていることは結構無謀。捕まえた場所は、…more
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『発想法 改版 – 創造性開発のために』半世紀前を温ねて新しきを知る
発想法とはアイディアを創り出す方法である。問題提起から記録、分類、統合にいたるプロセスをすべてカバーしている。そのため、インタビュー…more
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『世界からバナナがなくなるまえに 食糧危機に立ち向かう科学者たち』 ロペスのハチ、チョコレート・テロ、現代版ノアの箱舟
本書でおもしろいのは、その議論を展開するために、「食糧危機に立ち向かう科学者たち」の姿を描いている点だ。未来のためにいち早く世界各地…more
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『生きる職場 小さなエビ工場の人を縛らない働き方』そこには、最低限の秩序だけがあった
2017年7月24日"「出勤日も、出勤・退勤時間も自由」 「欠勤の連絡をしなくてよい」 「嫌いな作業はやらなくてよい。好きな作業だけやればよい」 …more
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『息子が殺人犯になった コロンバイン高校銃乱射事件・加害生徒の母の告白』わかりやすい原因などない、という現実
2017年7月23日コロンバイン高校銃乱射事件。1999年4月20日、コロンバイン高校の学生2人が無差別に発砲を行い、最終的に自殺。教師1人と生徒12人…more
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なんと明るいチ〇コ本 『日本男子♂余れるところ』
こういった本をあまり読んだことはないが、これほどに性をあっけらかんと描いた本はないのではないか。内容は結構エッチなんだけど、明るくか…more
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今週のいただきもの:2017年7月16日週
2017年7月22日夏といえばスイカの季節ですね。JR東日本のICカードもSuica(スイカ)と言いますが、由来をご存知ですか?「スイスイ行けるICカー…more