HONZ記事
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『ダ・ヴィンチ絵画の謎』
面白い。まるで推理小説を読むようだ。しかも、嬉しいことにカラー版、美術好きには堪らない1冊だ。本書は、史上最高の画家、レオナルド・ダ…more
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今週のいただきもの:2017年5月21日週
2017年5月27日もうすぐ5月も終わりですね。この時期旬の鰹はもう食べましたか?太平洋沿岸を回遊している鰹には、旬が年に2回あります。4~6月頃に黒潮…more
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『人工知能はどのようにして「名人」を超えたのか?』 ポナンザの開発者が語る、AI技術のエッセンス
本書『人工知能はどのようにして「名人」を超えたのか?』は、AIの研究者自身によるAIの解説本である。チェスと将棋と囲碁を例に取り上げ…more
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『破壊しに、と彼女たちは言う』柔らかに、じわじわと語りかけられるアンソロジー
2017年5月26日しかし、現代アートは男性優位の世界が長らく続きで、女性は傍流として位置づけられてきた歴史がある。本書で取り上げられるアーティストはす…more
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『ある日うっかりPTA』誰もが知っているつもりで、じつは分かってなかった別世界
子どものいない者、あるいは遠い昔に子育てを終えた人からすると、PTAは秘密結社のように見える。子を人質にとられた親が、学校と教育委員…more
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『そろそろ、人工知能の真実を話そう』シンギュラリティ仮説の背後にうごめくもの
2010年代後半に入って、AI(人工知能)ブームの過熱ぶりは凄まじい。とりわけ、 その中核にあるシンギュラリティ(技術的特異…more
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ベストセラーを科学する──『ベストセラーコード 「売れる文章」を見きわめる驚異のアルゴリズム』
本書は、「ベストセラー小説に普遍的な法則は存在するのか?」という問いかけを、独自の判定モデルをつくりあげ検証した著者らによる一冊であ…more
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『アウトサイドで生きている』自分の衝動や快楽にきわめて忠実な18名の表現者たち
アウトサイダー・アートは、市場の論理とは遠く離れた場所で作品がつくられるだけに、あざとい計算などとは無縁だ。制作者の熱情や衝動、キラ…more
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『Xプライズ 宇宙に挑む男たち』 現実的な理想主義者たちが本気で宇宙を目指した
"それは、あらゆる面で無謀なレースだった。 ""政府の支援を受けずに3人乗りのロケットを製造し、宇宙の入口へ2週間以内に2回到達し…more
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今週のいただきもの:2017年5月14日週
2017年5月20日この数日、無性にチキン南蛮が食べたくて、チキン南蛮のことばかり考えています。ところで、チキン南蛮や南蛮漬け、鴨南蛮にカレー南蛮と、食…more
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『人の心は読めるか?』「どう読むか」の前に、そもそも「読めるのか?」
一見、読心術の本のような体裁である。だが、タイトルをよく読むと、人の心を「どう読むか」ではなく、そもそも「読めるか?」という視点だと…more
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『バッタを倒しにアフリカへ』ストイックすぎる狂気の博士エッセイ
書店内でいやでも目を引く、虫取り網をかまえこちらを凝視する全身緑色のバッタ男の表紙。キワモノ臭全開の本書だが、この著者はれっきとした…more
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毒のある戦略論!『戦争にチャンスを与えよ』思考が振り子のように揺れる。
毒のある本だ。本書を読み始めてすぐにそう感じた。毒のある題名を付けて購読者の気を引き、中身は平凡でつまらない本も多数存在するのだが、…more
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『猿神のロスト・シティ』
4年前に読んだ『マチュピチュ探検記』が面白くて、その後は本屋さんに行く度に冒険記を手に取るようになった。この本のなかで、冒険の背後で…more