HONZ記事
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『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』爆笑必死の科学エッセイ いったい彼らは何者か?
2017年5月14日この本を不用意に通勤電車の中で読んではいけない。爆笑必至のサイエンスエッセイなのだ。なんとか笑いを噛み殺しながら読み進めても、どこか…more
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今週のいただきもの:2017年5月7日週
2017年5月13日ゴールデンウィークは晴れの日が続きましたが、今日の東京はぐずついた天気ですね。「五月雨(さみだれ)」とは梅雨、旧暦五月頃に降る長雨の…more
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『ダイエットの科学』 ダイエットを始める前に先ず読むべき一冊
2017年5月12日ダイエットは現代人の最大の関心事の一つだ。多くの国で肥満が野火のように広がっていくに連れ、ありとあらゆるダイエット方法が世界中で発明…more
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『子どもたちの階級闘争 ブロークン・ブリテンの無料託児所から』自分がいま立っているその足元から発せられる言葉
2017年5月11日本書で描かれる英国社会の格差と分断の情景はショッキングなものだ。著者は2008年に保育の現場に飛び込んだ。彼女が「底辺託児所」と呼ぶ…more
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『全国版 あの日のエロ本自販機探訪記』失われる光景を求めて
2017年5月10日誰だって、気になるではないか。そもそもエロ自販機は誰が設置し、どのように本を仕入れ、誰が買うのか。気にはなるが、くだらなすぎて誰もが…more
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『科学者の網膜 身体をめぐる映像技術論』「ありのまま」に挑んだ5人の科学者たち
"本書は19世紀末から20世紀初頭にかけての5人の科学者を中心に語られている写真文化論だ。 タイトルでもある「科学者の網膜」とは、…more
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自分であるということ 『成駿伝 孤独の◎は永遠に──』
2017年5月9日狩りの素人が山に入っても、獲物の存在になかなか気づかないそうだ。その一方で、猟師は山を見ただけで獲物がどこにいるかわかるという。私は…more
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『日本の工芸を元気にする!』同族企業だからこそ、出来ること
2017年5月7日本書で取り上げられる中川政七商店は、工芸分野における星野リゾートとも呼ぶべきユニークな会社である。工芸業界で初めて商品開発・製造・流…more
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今週のいただきもの:2017年4月30日週
2017年5月6日5月の第2日曜日は母の日ですね。母の日の習慣は、アメリカである女性が母親の命日に教会でカーネーションを配ったことに由来します。その後…more
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『成功する人は偶然を味方にする』そのための具体的な手段は存在する
本書はコーネル大学の人気教授で、ニューヨーク・タイムズの人気コラムニストでもあるフランク教授の著書ということで、よくありがちなアメリ…more
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「生物とは何か」を問い直す──『生物はウイルスが進化させた 巨大ウイルスが語る新たな生命像』
2017年5月5日"前著『巨大ウイルスと第4のドメイン』などで魅力的なウイルス論、入門を書いてきた著者による最新作『生物はウイルスが進化させた』は、「…more