おすすめ本レビュー
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『ゲノム革命 ヒト起源の真実』 ゲノムは口よりものを言う
"ゲノミクスによる霊長類起源の研究を開拓した一人でもある著者は、本書を通して「ゲノムがなぜどのようにして人類の過去に関するこれほどパ…more
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『「病は気から」を科学する』心に治癒力はあるのか?
2016年4月21日著者は『アンティキテラ 古代ギリシアのコンピュータ』や『ツタンカーメン 死後の奇妙な物語』等で知られるジョー・マーチャントだ。仮想世…more
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『世界の英語ができるまで』一方言から世界の標準語へ
2016年4月19日国際標準語として不動の地位を確立した英語だが、その歴史を辿れば、もともとは北ヨーロッパの片田舎で使われる一方言に過ぎなかった。本書は…more
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『民警』猪瀬直樹が活写した民間警備会社の光と闇
2016年4月16日日本の民間警備会社は、長嶋茂雄の「セコムしてますか?」でお馴染みになったセコム株式会社(創業当時は日本警備保障)と、オリンピックの金…more
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新入社員に贈りたい一冊『無敵の仕事術』
「少なからず世の中にインパクトを与えたい」「真のエリートやリーダーになりたい」そう熱い思いをもってビジネスの門を叩く若者は多い。ただ…more
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読書の醍醐味ここにあり 『奇妙な孤島の物語:私が行ったことのない、生涯行くこともないだろう50の島』
2016年4月14日タイトルのとおり、50の孤島が紹介されている。『ドイツのもっとも美しい本』に選ばれただけあって、とても綺麗な本である。しかし、その印…more
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五郎丸ポーズの秘密 『ラグビー日本代表を変えた「心の鍛え方」』
2016年4月13日ラグビーW杯で話題になった五郎丸ポーズ。つい真似をしてしまうあのポーズが、「ルーティン」というものだとは知っている。が、実際の舞台裏…more
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一気読み不可 『シャーロック・ホームズの思考術』
2016年4月11日ネットで短文を読むことに慣れている人は、きっとイライラさせられるに違いない。繰り返しが多く、読むのに時間がかかる。一気読みができない…more
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笑顔になれる『動物たちのしあわせの瞬間 BORN TO BE HAPPY』
本書は世界中の動物たちの、しあわせな瞬間を集めた写真集だ。著者が求めたのは、弱肉強食の世界に生きる動物ではなく、動物たちのしあわせな…more
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『きょうだいリスク 無職の弟、非婚の姉の将来は誰が見る?』やだそれ、ウチの話?
2016年4月6日「きょうだいはリスクか資産か」あなたには思い当る身内はいるだろうか。30歳過ぎてもニートの弟、親と同居する未婚の姉、シングルマザーで…more
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『SUPER BOSS(スーパーボス)』逸材たちの銀河系は、こうして形成される!
ビジネス書の中でもリーダシップやコーチング論に属する王道のテーマなのだが、着眼に斬新さがある。まさに既知の領域に、フロンティアを見出…more
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脳科学について知りたい人へ最初に渡したい一冊──『メカ屋のための脳科学入門-脳をリバースエンジニアリングする-』
どのように物を見て、情報が脳の中を伝わっていくのか? 身体への指令はどうやって出され、脳はどのように概念を形成するのか? 脳は非常に…more
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『ミャオ族の刺繍とデザイン』深い祈りと神話の世界を身に纏う
2016年4月1日ミャオ族には日本人のルーツではないかという説があったり、自然を崇拝していたり、納豆を食べていたりと、知れば知るほど親近感のわく存在な…more
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空へと誘う破格のチケット『グッド・フライト、グッド・ナイト』
2016年3月29日イギリスの航空会社、ブリティッシュ・エアウェイズのパイロットが空の魅力について存分に語り尽くした一冊である。ボーイング747を操縦し…more
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将来のためじゃない、面白いから好きになる『算数好きな子に育つたのしいお話365』
「わかった!」「解けた!」「できた!」ではなく、「なんで?」「ふしぎ!」がベースにあること。どうしてそうなるのか、それはどうすれば証…more