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『赤の女王 性とヒトの進化』 男と女のラブ進化ゲーム
"時代、地域や人種の壁を超えて共通する「人間の本性」とは、どのようなものなのか。そして、その本性はどのようにもたらされたのか。性の進…more
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虫のように生きられたら、きっと人生は素晴らしい『熊田千佳慕のハイカラ人生記』
2014年11月11日"「わたしもカブトムシの幼虫になりたい!」 ある展覧会でその絵を見たとき、心からそう思った。気の遠くなるような無数の点描で描き込まれ…more
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『酒場詩人の流儀』こんにちは、吉田類です。
2014年11月10日"ハンチング帽を被ったおじさんが「吉田類」ですと名乗っても液晶画面越しに「誰だよ」と突っ込まなくなったのはいつからだろうか。「吉田類…more
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『粘菌 偉大なる単細胞が人類を救う』“単細胞”は、もはやアホの代名詞ではない
「まずもって人々を笑わせ、次に考えさせる研究」に対して贈られる、イグ・ノーベル賞。それを2度も受賞した研究対象として、異彩を放ってい…more
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節税対策とマイクロ法人『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015』
日銀の黒田東彦総裁がデフレマインドからの脱却を試み、異次元緩和の2弾目を唱えたせいで日経平均は17,000円代となった。2009年の…more
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あなたも今日からシャーロック・ホームズ『卒アル写真で将来がわかる』
"なんと興味深く、胡散臭い感じのするデータだろう。 本書は、顔かたちや体の大きさ、しぐさ、全体から感じる雰囲気などから他人が感じと…more
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『月をマーケティングする』PDCAを回し続ければ、人類は火星に行けるのか。
”人類がまだ火星に行っていないのは、科学の敗北ではなくマーケティングの失敗なのだ。”ここ数週間、本書のオビに書かれていた言葉が頭から…more
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『第二の地球を探せ!』 数十光年の空を超えて
2014年10月29日"本書は、『第二の地球』を探し、宇宙に生命を求める研究の最前線が紹介されている本である。ほんの20年ほど前には、木星のような大きな惑…more
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『慟哭の海峡』大正生まれの男たち
台湾南端の鵝鑾鼻(がらんび)岬からフィリピン領バタン(バシー)諸島との間にある海峡をバシー海峡という。黒潮が流れるこの海峡は、かつて…more
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漫画でしか表現できない科学『ドミトリーともきんす』
2014年10月27日この本は、一見すると科学書の読書案内である。「ドミトリーともきんす」という下宿屋に寄宿しているという設定で、著名な科学者たちが寮母の…more
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やっぱり日本の翻訳家はスゴイ!『翻訳問答』
"シンプルでセンス溢れる軽快な装丁、帯には江國香織と穂村弘の推薦文、著者は、僕らの世代だと、ハワイやサーフィンのイメージがすぐに浮か…more
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激ウマ&激マズ。へんてこ生物、捕獲せよ! 笑って、喰らって、ためになる『外来魚のレシピ』
2014年10月22日いきなりこんな写真でスミマセン。このワイルドな料理は、「アリゲーターガーの丸焼き」。アリゲーターガーは「顔はワニ、味はトリ」という、…more