おすすめ本レビュー
-
抱腹絶倒!ただの変人か、南方熊楠の再来か?『裏山の奇人』
2014年8月20日本書は、卓越した自然観察眼の持ち主である著者が、さまざまな生きものたちと対等な目線でつきあう、いうなれば「現代の南方熊楠活動記」、も…more
-
それでも潜る理由がある『素潜り世界一』
夏、真っ盛り。テレビを点ければ、映るのは白球を追いかける球児たちの姿。夏の風物詩の一つに数えられるその存在感はまさに、メジャースポー…more
-
生まれ変われ、そして人生を掴め。『脳科学は人格を変えられるのか?』
2014年8月18日あなたは楽観的な性格だろうか?それとも悲観的な性格だろうか?自覚してはいるのだが、私はかなり悲観的性格である。本書に掲載されている「…more
-
『泡沫候補 彼らはなぜ立候補するのか』現代のドン・キホーテたち
いわゆる泡沫候補と呼ばれるような人たちは、当選する見込みがほとんどないにもかかわらず、なぜ彼らは立候補するのか?その派手なパフォーマ…more
-
わたしたちは星の材料でできている『あなたのなかの宇宙』
これほどの大発見を現在進行形で体験出来る人は、どれほど幸せだろうか。もしかしたら、宇宙の人間原理もエピジェネティクスもこれに匹敵する…more
-
スパコン「京(ケイ)」はカイコ蛾脳の夢を見るか 『サイボーグ昆虫、フェロモンを追う』
2014年8月14日素直に驚いた。こんなことができるのか。こんなおもろい研究があるのか。若い頃に戻れたら、こういう研究をしてみたい。いずれ役にたつ、と書…more
-
行ってきました、日本製紙石巻工場! 『紙つなげ!』
2014年8月13日話題の『紙つなげ!』がついに7万部突破とのニュースが入ってまいりました。おめでとうございます。そこで、勝手に応援団を名乗るHONZも…more
-
『ブレークポイント』 ネットワークの成長を支配する法則
2014年8月12日"ネットワークはどのように成長し、崩壊するのか。脳科学者であり、複数の企業を経営する起業家でもある著者は、脳科学と生物学、インターネ…more
-
『千年企業の大逆転』 - 老舗企業の華麗なるピボット
2014年8月11日今まさに活況著しい日本のスタートアップ界隈においてピボットを行い活路を見出そうとしている人、または大きな組織の中で閉塞感を打破すべく…more
-
『反骨の公務員、町をみがく』故きを温ね新しきを知る
住民の側にたちつづけた公務員として、岡田には大切にしていた信念があった。それは“二足の草鞋をはくこと”。役場の制度の中でしか動けない…more
-
その気になれば、できるのか?『あしたから出版社』
2014年8月5日夏葉社。1976年生まれの島田潤一郎さんが、5年前に一人で立ち上げた。埋もれていた名著の復刊や、『本屋図鑑』『冬の本』などで知られる…more
-
いま話題の”新しい魔女”のルーツを探る『魔女の世界史』
2014年8月1日本書は「神秘的な女性」を「魔女」というキーワードに読み替え、古今東西の事例を紹介していくというもの。どんな人が、どんな状況で、誰に、…more
-
『30歳で400億円の負債を抱えた僕が、もう一度、起業を決意した理由』
2014年7月31日本文にも帯にも私が登場しているが、後輩的経営者の杉ちゃんの本。つい最近仕事でも絡むことになったのだけど、いつもは夜の街で会って遊ぶ関…more
-
『危険動物との戦い方マニュアル』オレはオニヒトデに勝てるのか
"夏休みに恋人や家族と出かけた先でクマに出くわしたら、どう対処するか。ヘビに遭遇したらどう振る舞うか。こうした、真木よう子にいきなり…more
-
『東京大学の学術遺産 君拾帖』 幕末・明治・大正のスクラップ
2014年7月29日東京大学総合図書館にある、96冊の『君拾帖』。普段は地下書庫に仕舞われており、「貴重書閲覧室」でしか見られないこのシリーズを、画文家…more