おすすめ本レビュー
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『スモール・スタート あえて小さく始めよう』会社員のうちに始めよう
2018年7月23日新しいことを始めたい、だけどなかなか始められない。そう思っている人のやらない理由を、一つずつ消していってくれる一冊だ。著者の水代優さ…more
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『ノモレ』アマゾンの先住民を描いたノンフィクション文学の金字塔
2018年7月21日一昨年夏に放送されたNHKスペシャル「大アマゾン 最後のイゾラド」の姉妹作品である。イゾラドとは、文明社会と接触したことのないアマゾ…more
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『直島誕生 過疎化する島で目撃した「現代アートの挑戦」全記録』Don’t think. Feel!
2018年7月15日秋元雄史氏の『直島誕生』は、現代アートに関わる全ての人々にとって必読の書である。直島を舞台に、日本における現代アートがどう生まれ、ど…more
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『経営戦略原論』で理論と実践のギャップを埋める
2018年7月12日"理論と実践の間には大きなギャップが存在する。どれだけ明晰な頭脳で組み立てられた瑕疵のない理論でも、現実の世界で役立てるためには様々…more
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『20億人の未来銀行 ニッポンの起業家、電気のないアフリカの村で「電子マネー経済圏」を作る』
2018年7月11日合田氏のゴールは初めから明確である。それは、「世の中から不条理をなくす」ことである。そして、そのために何とかしなくてはならないと考え…more
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『全告白 後妻業の女』67歳で婚活、狙いは寂しい高齢者
2018年7月10日事件は、2013年12月に死亡した京都の筧勇夫さん(75歳)から、青酸化合物が検出されたことから全てが始まる。警察が妻の千佐子の周辺…more
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武士は戦さでポニーを駆る 『武士の日本史』
2018年7月9日日本史学界の最新の武士像は、ステレオタイプの報道や安直な時代劇で刷り込まれた「武の国プロパガンダ」のメッキをバリバリとはがす。その爽…more
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『世界のなかで自分の役割を見つけること』最高のアートを描くための仕事の流儀
2018年7月7日本書では著者の思春期の悩みや人との関わり、見えない世界の話、世界のアートシーンについて語られている。これまで著者の経験を通じ、読んだ…more
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『「在宅ホスピス」という仕組み』 “よりよく死ぬ”ための参考書
2018年7月6日"著者の山崎章郎は1990年『病院で死ぬということ』(主婦の友社。文庫版は文春文庫)を上梓し大ベストセラーになった医師である。多くの…more
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『消された信仰「最後のかくれキリシタン」-長崎・生月島の人々』世界遺産から黙殺された人々
2018年7月5日"一時の熱狂的なブームは去ったとはいえ、世界遺産への登録実現は、観光客を呼びたい地方自治体にとっては悲願だろう。今回も2015年の申…more
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『ノモレ』未知の先住民イゾラドとの100年越しの再会
2018年7月4日かつてNHKスペシャルで放映された「最後のイゾラド 森の果て 未知の人々」を記憶されている方も多いことだろう。イゾラドとは、文明社会…more
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現在、過去、未来……『AV女優、のち』
2018年7月3日晴れのち雨、雨のち晴れ。AV女優、のち――。AV女優の「のち」の後にはどんな言葉が似あうのだろう?のちに続く言葉がポジティブなもの…more
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『政治の衰退 上 フランス革命から民主主義の未来へ』 民主主義は政府運営を非効率にするのか?
2018年7月2日著者フランシス・フクヤマは『政治の起源』で、人類誕生以前からフランス革命までの歴史を振り返りながら、「国家」、「法の支配」、「政府の…more
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巨大企業を創り上げた男たち 『闘う商人 中内㓛 ダイエーは何を目指したのか』他二冊
2018年7月1日全くのゼロから巨大企業を創り上げたダイエーの中内㓛、松下電器の松下幸之助、そして、ソフトバンクの孫正義。側近であった小榑雅章氏によっ…more
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あなたはなぜ特定の色を好むのか?──『好き嫌い―行動科学最大の謎―』
2018年6月28日その違いはなぜ生まれてたのだろうか? 食べ物に関してはアレルギーなどがあるだろうが、そうでない場合は何が関係しているのか? 育ってき…more