2015年5月
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中国権力中枢の最深部に迫る『十三億分の一の男 中国皇帝を巡る人類最大の権力闘争』
2015年5月19日これは凄い本だ。大手新聞紙の発行部数が下落し始めて久しいが、本書で描かれるような記者の情報収集能力の高さを目の当たりにすると、新聞社…more
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SmartNews「読書チャンネル」へのコンテンツ配信がスタートしました
2015年5月18日本日5月18日より、SmartNews「読書チャンネル」へのコンテンツ配信がスタートしました。「読書チャンネル」は、各出版社や取次が…more
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『ナポレオンに背いた「黒い将軍」』革命に咲いた黒い薔薇
18世紀、有色人種とりわけ黒人がその肌の色のみで差別され、奴隷として働かされていた時代に、ヨーロッパで一兵卒から将軍にまで上り詰めた…more
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『メモリアル病院の5日間』カトリーナの被害がもたらした教訓
"2005年8月末、巨大ハリケーンのカトリーナがアメリカ南東部を襲い、1800名以上の命が失われた。中でも被害の大きかったルイジアナ…more
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『ローラ・ブッシュ自伝 脚光の舞台裏』 アメリカでもっとも愛されたファーストレディ
500ページ二段組み。ひさびさにガッツリ読み応えのある自伝である。2001年から8年間、第43代アメリカ大統領ジョージ・W・ブッシ…more
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『東京都セレブ区福祉部』普段見えない世界
活気あり華やかなイメージある渋谷区であるが、区として大きな問題を抱えている。そして、その問題とは、「セレブ区」という響きから想像され…more
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おもろすぎっ!!『本当にあった医学論文』
タイトルの通り、医学専門誌に掲載された論文が、79編+75編、二冊あわせて154編も紹介されている。いやまぁ、ほんまによくこれだけ集…more
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日本語って、深い 『辞書編纂者の、日本語を使いこなす技術』
2015年5月13日『舟を編む』(三浦しをん著)が本屋大賞を受賞したのが2012年。そのころだろうか、「辞書ブーム」が来たのは。本書は、その立役者のひと…more
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『キューバ危機 ミラー・イメージングの罠』 誰も望まない核戦争が、なぜ現実の恐怖になったのか
2015年5月12日"1962年10月15日から10月28日は、史上もっとも人類滅亡の危機が高まった13日間だった。なにしろ、アメリカとソ連という超大国…more
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『捏造の科学者 STAP細胞事件』は、どんな人に読まれているのか?
2015年5月11日4月7日、大宅壮一ノンフィクション賞の受賞作が発表されました。書籍部門は須田桃子さんの『捏造の科学者 STAP細胞事件』、雑誌部門は…more
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『メディア・モンスター』黒川紀章、この微妙な人物の絶妙な人生
本書は、黒川紀章の人生を600ページを越える分量で描き出した評伝的ノンフィクションである。彼の手掛けた建築物の一つ一つを中心に据える…more
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『原子・原子核・原子力-わたしが講義で伝えたかったこと』
2015年5月10日さすがは山本義隆、と唸るしかない一冊だ。これが予備校での講演録だというから恐れ入る。原子とは何か、原子核とは何か、が、アリストテレス…more












