社会
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『アフガン・対テロ戦争の研究―タリバンはなぜ復活したのか』
2016年6月26日本書は、地域の歴史を丹念に掘り起こしながら、個々の軍事作戦の細部に至るまで丁寧な分析を進めていく。当初、タリバンのリーダー、オマルは…more
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『まちで闘う方法論 自己成長なくして、地域再生なし』 活性化とは「稼ぐこと」
2016年6月24日この本には、地域活動に一メンバーとして加わるところから、マネジャーとして参加者を率い、「活動」を「事業」にしていくための方法論まで、…more
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『遺伝子組み換えのねじ曲げられた真実』日本の消費者はドルーカー氏の警鐘を どう受け止め、どう生かせばよいか
2016年6月21日スティーブン・ドルーカー氏の『遺伝子組み換えのねじ曲げられた真実』は、1970年代(ファインマン氏の暗示から約10年後)から生物工学…more
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この現実を直視せよ 『万引き老人 「貧困」と「孤独」が支配する絶望社会』
2016年6月14日あちこちのスーパーに出向く保安員、現役の万引きGメンによって書かれた実録集である。20件あまりの事例が紹介されているが、それぞれに、…more
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『空から降ってきた男 アフリカ「奴隷社会」の悲劇』現代版『チャタレイ婦人の恋人』の謎を探る
"2012年9月9日,スコットランド・ヤード(警視庁)に緊急電話が入る。ロンドン西部のモートレイクという街のポートマン通りに死体のよ…more
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『道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』悲劇への道は、共感の心で敷き詰められている
2016年6月3日SNSに功罪はあれど、「共感をベースにした評判社会」という言葉には何か否定できない力がある。他人の喜びや悲しみといった感情に寄り添う…more
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『中国メディア戦争 ネット・中産階級・巨大企業』 親指は自由になりたがる
本書は、中国の国家と巨大企業と中産階級、この三者がまるで三國志のようにせめぎあっていくを様を描き出した一冊である。著者のふるまいよし…more
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『アリエリー教授の人生相談室 行動経済学で解決する100の不合理』
2012年にウォールストリート・ジャーナルのコラム「アスク・アリエリー(アリエリー先生に聞いてみよう)」という場で、一般的な質問…more
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『牛を飼う球団』「高知ファイティングドッグス」が生んだ地域創生物語
プロ野球にはNPB(日本野球機構)の12球団、いわゆるパリーグとセリーグのほかに、独立リーグという存在がある。2004年のプロ野球再…more
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『ルポ 同性カップルの子どもたち アメリカ「ゲイビーブーム」を追う』
2016年5月4日性的マイノリティ(LGBT)の権利保障の動きが世界的に進んでいる。LGBTとは、Lesbian(レズビアン)、Gay(ゲイ)、Bis…more
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伝えることで、世界は変わるのか『君とまた、あの場所へ シリア難民の明日』
2016年4月30日本書に綴られているエピソードの多くは、暗く、重い気持ちになるものだ。だが、筆者自身の感情をなるべく抑えて穏やかに語られる言葉の数々は…more
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『言ってはいけない』不愉快な真実を直視せよ
2016年4月29日"最初に断っておくが、これは不愉快な本だ。だから、気分よく一日を終わりたい人は読むのをやめたほうがいい。表紙をめくるとこのような言葉…more
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『シェア [ペーパーバック版] <共有>からビジネスを生みだす新戦略』
2016年4月24日2010年に本書の日本語版が発売された頃、「シェアリングサービス」における現在の状況を、ここまで明確にイメージできた人はどれくらいい…more
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『フリー [ペーパーバック版] <無料>からお金を生みだす新戦略』
2009年に単行本として発売された『フリー』は、その後のWebサービスのあり方に大きな影響を与えた一冊である。その一方で、いまだフリ…more