HONZ記事
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『科学の発見』なぜ、現代の基準で過去を裁くのか
2016年5月18日本書は、物理学者スティーヴン・ワインバーグがテキサス大学で行ってきた科学史の講義に基づいた著書の邦訳である。『科学の発見』というタイ…more
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『ウイルスは生きている』家なき子ウイルスと生命の輪
2016年5月17日「家なき子」のウイルス。生物の細胞という部屋に入って、細胞膜という「壁」に囲まれ、リボソームという細胞内でタンパク質を作る役割を持つ…more
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『この世界を知るための 人類と科学の400万年史』
科学の歴史を太古から現代までたどった本書では、科学の人間的側面こそが中心的なテーマとなっている。科学研究の時代的な流れを人類の誕生か…more
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半年ぶりに帰ってきた! 5月の今月読む本 Part.2
2016年5月16日さて、前半が終わったところで内藤編集長から「このままでいくと200分かかっちゃいますよ~」と冷静な指摘をもらい、少しスピードアップを…more
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本から見えてくる、2016年新入社員たちのリアル
2016年5月15日4月は「新入社員に贈る本」「新入社員が読んでおくべき本」といったテーマの本が非常に多く店頭に並ぶ時期です。ビジネスHow to本であ…more
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今週のいただきもの:2016年5月8日週
2016年5月14日ゴールデンウィークが終わってしまいましたが、みなさまいかがお過ごしですか?夏休みまでだいぶあるけれど、近場で何か楽しいことをしたい、…more
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悪魔が仕掛ける軍拡競争 『カッコウの托卵 進化論的だましのテクニック』
カッコウ、である。見たことがあるような気もするが、記憶は定かでない。しかし、「♪静かな湖畔の森の陰からもう起きちゃいかが」と鳴くとい…more
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新しい環境保全の教科書『「奇跡の自然」の守りかた』
2016年5月13日東京、品川駅から電車で1時間半、終点の三崎口から歩いて20分。小網代は、都心からおよそ60キロの三浦半島にある自然の楽園だ。コンクリ…more
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『心臓の科学史 古代の「発見」から現代の最新医療まで』 心臓の謎に挑み続けた人類の物語
"本書の内容は、単なる心臓にまつわる科学史に留まるものではない。この本には、ファバローロのように困難を乗り越え多くの命を救った医師の…more
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『中国メディア戦争 ネット・中産階級・巨大企業』 親指は自由になりたがる
本書は、中国の国家と巨大企業と中産階級、この三者がまるで三國志のようにせめぎあっていくを様を描き出した一冊である。著者のふるまいよし…more