HONZ記事
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『エコノミストの昼ごはん』毎日の食事が、未来のシステムへの一票になる
2016年1月1日本書は『大停滞』『創造的破壊』などの著者としても知られる、経済学者タイラー・コーエンが、良い食とは何かということについて経済学的アプ…more
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『BE KOBE』「私」を主語に取り戻す
2015年12月29日防災に関して大きな分岐点となった阪神・淡路大震災から20年。それからの神戸、そしてそこで暮らす人々の気持ちはどう変わってきたのか。本…more
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『スパム[spam] インターネットのダークサイド』
本書『スパム[spam]ーーインターネットのダークサイド』は、スパムという現象を切り口にして、インターネットの影の歴史を描い…more
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『戦場の掟』憎しみの連鎖を生んだビッグ・ボーイ・ルール
2015年12月28日"本書はイラクで暗躍する民間軍事会社を扱ったルポタージュである。2009年に出版された同タイトルの文庫版であるため、扱われている事件…more
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今週のSOLD OUT:2015年12月20日週
2015年12月26日「面白そう!だけど買えないっ!」でおなじみのこのコーナー。年内最後の登場です。年の瀬にふさわしく、今週のテーマは「メロスとエロス」。…more
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『雇用身分社会』歴史とデータで掴む雇用の現在地
年収300万円未満の所得階層が大幅に増加し、全体の過半数に達した。その一方で、300万円以上の所得階層が大幅に減少している。また、隠…more
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年末年始にオススメ! 2015年のHONZ注目本を読んだ人は、これも読め!
昨年に引き続き、今年最後のこのコーナーでは今年を振り返ります。と、いうことで2015年のそれぞれの月を盛り上げたHONZのアクセスN…more
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真実はひとつ。人はそれにたくさんの名前をつけて語る──『千の顔をもつ英雄』
いまどき、神話について何かを知っている意味があるのだろうかと問いかける人もいるだろう。しかし、神話はいまだに語り継がれ、構造を受け継…more
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『五色の虹 満州建国大学卒業生たちの戦後』知の力を信じるということ
2015年12月24日日中戦争当時、傀儡国家・満州国の最高学府として設立された国策大学が「満州建国大学」である。偽善のスローガンを、そのまま実践しようとし…more
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『エロ本黄金時代』Wikipediaではわからない歴史がある
2015年12月23日表紙とタイトルから想像できないが、文体も内容も驚くほど硬派だ。エロ本を論じているのに全くエロくない。確かに小中学校のPTA会長のお母…more
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ちいさい箱に詰まった大きな世界『おべんとうと日本人』
本書は、お弁当箱に詰め込まれた色とりどりのおかずを1つ1つ食べていくかのように、「おべんとう」に紐づく多種多様なテーマを取り上げてい…more
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『アメリカの真の支配者 コーク一族』 石油から思想までを操る華麗過ぎる一族
" 世界最強国家アメリカで、最も影響力を持つのはどの一族だろう。20数年間で2人の大統領を輩出し、さらに3人目の大統領候補を送り出そ…more
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『あなたが世界のためにできる たったひとつのこと <効果的な利他主義>のすすめ』
2015年12月21日現在、世界では8億人を超える人々(世界人口のおよそ9人に1人)が飢餓に苦しんでいます。途上国で栄養不良により5歳になる前に命…more