HONZ記事
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『ローラ・ブッシュ自伝 脚光の舞台裏』 アメリカでもっとも愛されたファーストレディ
500ページ二段組み。ひさびさにガッツリ読み応えのある自伝である。2001年から8年間、第43代アメリカ大統領ジョージ・W・ブッシ…more
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『東京都セレブ区福祉部』普段見えない世界
活気あり華やかなイメージある渋谷区であるが、区として大きな問題を抱えている。そして、その問題とは、「セレブ区」という響きから想像され…more
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おもろすぎっ!!『本当にあった医学論文』
タイトルの通り、医学専門誌に掲載された論文が、79編+75編、二冊あわせて154編も紹介されている。いやまぁ、ほんまによくこれだけ集…more
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日本語って、深い 『辞書編纂者の、日本語を使いこなす技術』
2015年5月13日『舟を編む』(三浦しをん著)が本屋大賞を受賞したのが2012年。そのころだろうか、「辞書ブーム」が来たのは。本書は、その立役者のひと…more
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『キューバ危機 ミラー・イメージングの罠』 誰も望まない核戦争が、なぜ現実の恐怖になったのか
2015年5月12日"1962年10月15日から10月28日は、史上もっとも人類滅亡の危機が高まった13日間だった。なにしろ、アメリカとソ連という超大国…more
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『捏造の科学者 STAP細胞事件』は、どんな人に読まれているのか?
2015年5月11日4月7日、大宅壮一ノンフィクション賞の受賞作が発表されました。書籍部門は須田桃子さんの『捏造の科学者 STAP細胞事件』、雑誌部門は…more
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『メディア・モンスター』黒川紀章、この微妙な人物の絶妙な人生
本書は、黒川紀章の人生を600ページを越える分量で描き出した評伝的ノンフィクションである。彼の手掛けた建築物の一つ一つを中心に据える…more
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『原子・原子核・原子力-わたしが講義で伝えたかったこと』
2015年5月10日さすがは山本義隆、と唸るしかない一冊だ。これが予備校での講演録だというから恐れ入る。原子とは何か、原子核とは何か、が、アリストテレス…more
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『ローラ・ブッシュ自伝 脚光の舞台裏』
拝啓 ローラ・ブッシュ様2015年5月8日木々の緑も色鮮やかな季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。思い返してみれば、全米で大ベストセラーとなったあなたの自伝を手にし…more
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『進みながら強くなる』思考と道徳について考える。
文部科学省が道徳の教科化を決定したことで、喧々諤々の議論が巻き起こった事は記憶に新しい。マスコミなどで繰り返される道徳の教科化を巡…more