HONZ記事
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『ヴィクラム・ラルの狭間の世界』by 出口 治明
2014年5月17日重くて悲しい、それでいてみずみずしい物語が、抑制された美しい格調のある文体で淡々と綴られる。多用される現地語も彩りを添える。そして、…more
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『スノーデンファイル』-編集者の自腹ワンコイン広告
2014年5月16日いやー、ほんと勘弁してよNSA。メールや携帯電話の通話がすべて記録され、監視されていたなんて……。NSAが10年間にわたって、メルケ…more
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Survive first! (まずは生き残れ!)『犬と、走る』
本書は犬ぞりに魅せられ、単身カナダに飛んだ一人の女性の物語だ。彼女の名は本多有香。今年42歳になるが、とてもそうは見えないフォトジェ…more
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『僕は9歳のときから死と向きあってきた』文庫解説 by 徳永進
2014年5月15日変わらないものもある。厳然とある。人が病み、老い、死に直面するということは、変わりようもない。その人たちの前に医療者が立ち、何とか力…more
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『テキヤはどこからやってくるのか?』知的好奇心を満たしてくれる一冊
テキヤさんは、一体どういう人たちで、どこからやって来て、そしてどういう商慣習のもとで縁日や祭りに参加しているのか。本書は、普段なかな…more
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5月のこれから売る本-大垣書店烏丸三条店 吉川敦子
2014年5月14日HONZをご覧の皆様こんにちは。GWいかがお過ごしでしたでしょうか?盆暮れ正月、GWやらクリスマスなどなど、人が休んでいるときこそ稼…more
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”こんな面白いもんがあったんか” 『文楽へようこそ』
この本、人形遣いである桐竹勘十郎さんと吉田玉女(たまめ)さんが、文楽ファンを開拓するために作られた本だ。いくつものセクションに分かれ…more
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『暴露 スノーデンが私に託したファイル』世界24カ国同時発売−世界最速レビュー
2014年5月13日本書は世界24カ国同時発売である。日本では本日朝から書店店頭に並べられている。ということはこのレビューが世界最速になるかもしれない。…more
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『年収は「住むところ」で決まる』 プログラマーが多い街にはヨガ教室が多い
2014年5月12日中国から“ものづくり”を取り戻せ。こんなスローガンが聞かれるのは、かつてのものづくり大国・日本だけではない。リーバイスのようなアメリ…more
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『カウンセラーは何を見ているか』 - 常套句の罠、共感という欺瞞
2014年5月11日あからさまな強制によって外海に泳ぎ出てしまうより、「自分で選んだ」満足感のもとに生け簀の中で泳いでもらう。そして生け簀ごと、望ましい…more
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出版社「共和国」-編集者の自腹ワンコイン広告
2014年5月9日見渡せばデジタルが華々しくわが世の春を謳歌しているこの4月2日付で、旧態依然の紙の出版社、「株式会社 共和国」を樹立しました。いわゆ…more