HONZ記事
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『2040年の未来予測』2040年の未来から見た我々は、今、何をしなければならないのか?
2021年1月8日本書は、2040年の未来に向けて我々が進むべき道程を示してくれる、成毛氏から全ての日本人に向けたお年玉である。more
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『国道16号線―「日本」を創った道―』多数アーティストも輩出
著者は恩師である慶応義塾大学・岸由二名誉教授の「流域思考」をベースに、16号線を長年調査した結果をまとめた。日本には約1万4000の…more
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カエサルの最後の息に含まれた分子を我々は一日に何回吸い込んでいるのか?──『空気と人類 ―いかに〈気体〉を発見し、手なずけてきたか』
2021年1月5日この『空気と人類』は、『スプーンと元素周期表』など様々な化学/科学系のトピックスを扱ってきた作家サム・キーンによる、気体についてのノ…more
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『患者の話は医師にどう聞こえるのか』コミュニケーションにこんなにエビデンスがあるのか!
本書はエビデンスを並べて、一つの事実を高らかに主張するタイプの本ではない。医師と患者、双方からのストーリーを聞くことで、チグハグにな…more
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誰もが当事者として考えるべきであるという問題提議 『ルポ 「命の選別」誰が弱者を切り捨てるのか?』
2021年1月3日『ルポ「命の選別」 誰が弱者を切り捨てるのか?』では、リアルな事例を元に、現れつつある「優生社会」のさまざまな問題点が明らかにされて…more
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『医療現場は地獄の戦場だった!』社会構造のゆがみがウイルス蔓延につながる
"米ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、世界の新型コロナによる死者数が170万人を超えたという(2020年12月22日時点)。最…more
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最強&最恐のアートディレクターは時代を超える『TIMELESS 石岡瑛子とその時代』
2020年12月27日アートディレクター・石岡瑛子。資生堂宣伝部から、渋谷パルコ、そして、コッポラ映画やシルク・ドゥ・ソレイユ、北京五輪での衣装。時代を超…more
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『エデュケーション 大学は私の人生を変えた』成長か、それとも変節か。悲哀と戸惑いの成功譚
2020年12月26日"モルモン教原理主義のサバイバリストである反政府的な両親の下、学校や病院とは無縁の環境で育った少女が、やがて大学に進学することで成長…more
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『喧嘩の流儀 菅義偉、知られざる履歴書』「ガースー」を笑えたら・・・。
2020年12月23日「鬼滅の刃」にあやかって「全集中の呼吸で」を国会答弁でつかったときも、菅総理は「すべった」。つまらないから、だけではない。「2020…more
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『エデュケーション 大学は私の人生を変えた』 ターニングポイントは親との決別
2020年12月19日ビル・ゲイツ、オバマ夫妻に絶賛された全米400万部超の記録的ベストセラー。アイダホ州クリフトンで父親の思想が強く反映された反政府主義…more
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『ロシアン・ルーレットは逃がさない プーチンが仕掛ける暗殺プログラムと新たな戦争』「ロシアの敵」は世界のどこにいても殺される
"本書はバズフィード・ニュースの国際調査報道エディターであるハイディ・ブレイクと彼女のチームがプーチンによる暗殺事件を追った調査報道…more
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『2016年の週刊文春』個人的2020年のベスト・ノンフィクションはこれ!
"文藝春秋は、「文藝」と「春秋」がくっついた会社だとよくいわれる。もちろんこれはふたつの会社が合併したということではない。文藝は文字…more