HONZ記事
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『浪花節で生きてみる!』女一匹、魂の咆哮
"私にとっての奈々福さんは浪曲師であり、大衆芸能の探究者である。奈々福さんの浪曲を聞いたのはまだ10回に満たないので、ファンです、と…more
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『サイバー戦争の今』見えない戦争は既に始まっている
デジタルテクノロジー分野での国家間の対立は年々激しくなっている。本書では、最新のサイバー攻撃を取り上げながら、国際的なデジタルテクノ…more
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今週のいただきもの:2020年12月6日週
2020年12月12日今年の6月から文鳥を飼っています。文鳥を飼っていると言うと「文鳥って喋るんだっけ?」とよく聞かれるのですが、残念ながらインコのように…more
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『ノーベル平和賞の裏側で何が行われているのか?』世界で最も栄誉ある賞 その知られざる舞台裏
著者は90年から2014年まで25年間にわたりノーベル研究所所長とノーベル委員会事務局長を務めた。受賞者を決定する瞬間に居合わせただ…more
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『AとZ アンリアレイジのファッション』新刊超速レビュー
"ファッションが突然、僕を襲った。それまでにない感覚だった。「ファッションには伝える力がある。そして伝わる力がある。服は言葉を持つ」…more
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『LIFESPAN 老いなき世界』
2020年12月10日最近は横文字そのままのタイトルの翻訳書が随分増えてきた。LIFESPAN(ライフスパン) とは生物の寿命や生存期間のことで、転じて製…more
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これから先も、株式会社は必要か 『株式会社の世界史 「病理」と「戦争」の500年』
2020年12月9日"株式会社を、私たちはなにゆえ必要としてきたのか。本書のテーマは、大きく分けて二つある。一つは、株式会社がまさに生まれ出る瞬間の時代…more
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『出版翻訳家なんてなるんじゃなかった日記 こうして私は職業的な「死」を迎えた』げに恐ろしき、出版界の裏事情を綴る真摯な暴露本
本書は、ベストセラー『7つの習慣 最優先事項』の訳で一躍売れっ子翻訳家になった著者が、出版社との様々なトラブルを経て業界に背を向ける…more
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『人間の土地へ』シリアに魅せられた登山家
24歳の時、世界で最も困難な山だと言われている世界第二位の高峰、パキスタンのK2に日本人女性で初めて登頂に成功した著者。その後、彼女…more
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今週のいただきもの:2020年11月29日週
2020年12月5日最近、簡単に作れておいしいものの研究に励んでいます(元々手の込んだ料理を作っていたわけではありませんが…)。そんな中で、家族や友人(…more
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『元号戦記 近代日本、改元の深層』元号決定過程の秘密 「密室政治の極致」に迫る
本書は、多くの人は想像すらしないような特命を帯びた人がこの国にいることを教えてくれる。だが、それだけではない。元号制定の謎を解き明か…more
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『おばんでございます』サクラギシノを知っていますか?
2020年12月4日直木賞作家・桜木紫乃さんの初エッセイ集。その小説は官能的であったりするのだが、お人柄は爆笑。NHKテレビ『あさイチ』でも大人気を博し…more
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『サーストン万華鏡』を読む ウィリアム・サーストンの世界
2020年12月3日ここにご紹介する『サーストン万華鏡 人と数学の未来を見つめて』は、サーストンの数学観や、数学と社会との関わりについての彼の考えに迫る…more
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『<脳と文明>の暗号 言語と音楽、驚異の起源』文化と人間の「共進化」
本書は、Harnessed: How Language and Music Mimicked Nature and Transfor…more