おすすめ本レビュー
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『偉人は死ぬのも楽じゃない』
本書で書かれるのは、偉人たちの具体的な死に際である。それは残酷で、血なまぐさい物語であると同時に、彼らの生きた時代とその人生を知るの…more
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『レーガンとサッチャー』
その時代にその人物がいなかったら歴史はどのようになっていたのだろうかと思わせる人物たちが存在する。多くの場合、それは混沌とした世の中…more
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江戸の科学する心『江戸の理系力』
本書にはここには書ききれないほどの、世界初の発明が詰まっている。一つ一つの発明は、体系化された学問の集大成というよりも、日々の生活の…more
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オーパ!オーパ!!『新・世界怪魚釣行記』
2014年4月16日それにしても、世界にはすごい淡水魚がいるもんだ。最近では深海魚やダイオウイカが次々の日本の近くで獲れて、地殻変動でもあるんじゃないか…more
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豚をめぐる冒険 『イベリコ豚を買いに』
2014年4月13日「イベリコ豚はスペインの黒豚だ」。ブッブー。「イベリコ豚はいつもどんぐりを食べている」。またまた、ブッブー。それじゃ、イベリコ豚って…more
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絶対に真似をしてはいけない35の科学実験
『Mad Science2』2014年4月11日絶対に真似をしてはいけないーーなんと甘美な誘い文句だろうか。前著『Mad Science ―炎と煙と轟音の科学実験54』では、「シャ…more
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『有次と庖丁』そうだ 京都行こう
有次。「ありつぐ」と読む。京都市中京区のど真ん中、1200年以上の歴史を誇る錦市場にある庖丁と料理道具を販売する店だ。創業は永禄3年…more
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『ブラジルの環境都市を創った日本人』 まかせとき、まかせとき
2014年4月9日世界三大瀑布の1つ、イグアス滝。それをブラジル側から擁するパラナ州の州都、標高900mの高原に位置する人口180万人の都市クリチバは…more
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キャバ嬢という矛盾した存在『キャバ嬢の社会学』
2014年4月5日23歳の京大大学院生が、自らキャバ嬢となって潜入捜査!と帯に書かれている文言に惹かれて購入したらこれが大当たりだった。著者が自らキャ…more
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『東大エグゼクティブ・マネジメント デザインする思考力』 東大・知の最前線
2014年4月2日本書は2012年に出版された『東大エグゼクティブ・マネジメント 課題設定の思考力』の続編となる。今作では、前作と同様の「研究分野はど…more
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『ぼくは数式で宇宙の美しさを伝えたい』人を育てるということ
バーネット、この5月に16歳になるアメリカ人の少年だ。ジェイコブ君はただの少年ではない。9歳で大学に入学し、専門は数学と宇宙論。IQ…more
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Ce n’est pas grave!!『世界出張料理人』
"料理がアートであり、おもてなしであり、生きがいにもなる。87歳のゲストに「今まで食べたどの肉より美味しい」と言われれば、どれだけ嬉…more