おすすめ本レビュー
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『1つ3000円のガトーショコラが飛ぶように売れるワケ』
2014年2月27日"メインとなるチョコには、原産地の風土と個性を活かしたフランス・ヴァローナ社の最高級ショコラ「グラン・クリュ・テロワール」を100%…more
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明治27年へタイムスリップ『戦争という見世物』
2014年2月26日日清戦争の連戦連勝に沸く東京で、明治27年12月9日に上野公園を会場に「日清戦争祝捷大会」が行われた。明治国家最初の国際戦争は、いか…more
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『辞書になった男 ケンボー先生と山田先生』上級ミステリー本
本書は、国民的大ベストセラー辞典の「生みの親」に光をあて、これまで注目されてこなかった国語辞典の誕生秘話を解き明かす一冊だ。合わせて…more
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挑め!世紀の難問『ドーナツを穴だけ残して食べる方法』
2014年2月24日この本が問いかけるのは、ドーナツを穴だけ残して食べることができるか、という哲学的命題だ。この、まったくどうでもいい問題を聞いておもし…more
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『縄文人になる!』こんなことできちゃうよ
"このタイトルとカバーの写真……縄文人に「なる」といきなり言われても、いったい? 緊張感があるような、まったくないような、私もよくわ…more
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『FBI秘録』 監視された安全かリスクある自由か
2014年2月22日"FBIとはFederal Bureau of Investigationの略称であり、日本語では連邦捜査局となる。その名前や映画で…more
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『第五の権力 Googleには見えている未来』 - 拡張現実型の未来予測
2014年2月21日"Google社のCEOを長らく務め、現在会長の座に収まっているのが、本書の著者の一人、エリック・シュミットである。まるでSFの題材…more
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『開成調教師』-進学校から学ぶ「勝てる企業」の極意
2014年2月20日「朝から競馬の話か」と思われそうだが、確かに競馬関連の本である。新書サイズだが、講談社新書でも集英社新書でも光文社新書でもない。もち…more
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『世界を動かす消費者たち』 10兆ドルの新市場
2014年2月19日本書は、中国とインドに出現しつつある巨大な消費者層についての本だ。個人的には「消費者」という単語に「働く人」の対極のような印象を持っ…more
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『殺人犯はそこにいる』この国の正義を問う
現在、HONZが怒涛のキャンペーンを張っている作品がある。それが本書、『殺人犯はそこにいる』だ。野坂美帆。内藤順。仲野徹。さらに、マ…more
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究極の私ノンフィクション『セラピスト』
"最相さん、今回は心理療法である。本の帯にあるように、河合隼雄と中井久夫という二人の偉大な『セラピスト』が主人公だ。臨床心理学をすこ…more
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『教誨師』 死刑囚と向き合い続けた男
教誨師とは、拘置された死刑囚と唯一面接できる民間人である。面接を望む死刑囚と対話し、ときに悔悟を促し、教え導く役割を負う。そしてさら…more
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『飛行機技術の歴史』 技術はどのように飛躍するのか
2014年2月12日科学者・技術者が飛行の夢に挑んだ記録をつづった、技術開発の物語である。航空工学を専門とする著者が、技術進化の歴史を、多くの図版と少々…more