 おすすめ本レビュー
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                  優生学に陥らないようにしながら、遺伝がもたらす人生への影響を「平等」の観点から考え直す──『遺伝と平等―人生の成り行きは変えられる―』2023年10月25日近年、遺伝子研究が進展してきたことで身長や顔といった見た目の要素だけでなく、「学歴」のような生涯収入やそれに伴う生活の質に直結する部…more 
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                  これから出る本 2023年11月2023年10月22日昨年の11月、『笑い神 M-1、その純情と狂気』が発売され、ノンフィクション業界では大きな話題になりました。気づけば11月~12月は…more 
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                  『焼き芋とドーナツ』「わたし」でつながる女性史初めてフェミニズムに触れたのは10代の頃、上野千鶴子氏の『セクシィ・ギャルの大研究』がきっかけだった。もちろん現在の岩波現代文庫版で…more 
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                  『人類滅亡の科学』近未来の危機を冷静に分析し「正しく恐れる」ために2023年10月10日国連が世界の総人口が80億人を突破する推計を発表した。こうした中で人類が近い将来に直面する「滅びのシナリオ」を25項目取り上げ、「科…more 
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                  なんだか全然わからないことの楽しさ『中国の死神』この本は、無常の研究結果を縦糸に、「無常珍道中」というコラムを横糸につくられている。「無常珍道中」は、著者を通して中国の「なんかす…more 
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                  現在に至る種を広範囲にわたってまきつづけてきた悪魔的な天才──『未来から来た男 ジョン・フォン・ノイマン』2023年10月5日この『未来から来た男 ジョン・フォン・ノイマン』はその名の通りジョン・フォン・ノイマンの伝記である。1903年生まれの1957年没。…more 
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                  面白すぎてヤバい!『イーロン・マスク』こんなに面白い伝記を読んだのは初めてかもしれない。「面白い」という言葉には、「ワクワクする」「興味深い」「楽しい」「目が離せない」「…more 
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                  『ヒトラーの馬を奪還せよ』KGB、シュタージ、ネオナチが絡みあるミステリー小説のようなノンフィクション2023年9月28日ヒトラーの馬を奪還せよ 作者: アルテュール・ブラント出版社: 筑摩書房発売日: 2023/7/28 独裁者アドルフ・ヒトラーが建設…more 
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                  熱き男が叶えたジャパニーズドリームここにあり! 『逆転力、激らせろ−希望を咲かせて』2023年9月27日あるんや、ジャパニーズドリームって。この本、山分ネルソンの一代記を読めば、誰もが驚きを持ってそう思うだろう。もうひとつ、私にとっての…more 
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                  『創造性はどこからやってくるかーー天然表現の世界』創造とは外部を召喚することワクチンを開発した科学者パスツールは「Chance favors the prepared mind.(幸運は用意された心のみに宿る…more 
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                  『最後の海賊』その先に待つのは破滅か、栄光か楽天グループが危機に瀕しているという声をよく聞く。 2023年1月~6月期の連結決算は、最終損益が1399億円の赤字。好調な事業もグ…more 
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                  『南半球便り 駐豪大使の外交最前線体験記』2023年9月20日著者の山上信吾氏は、コロナ禍の2020年12月から2023年4月までの2年4か月、駐オーストラリア日本国大使として、日豪両国の関係発…more 
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                  ポートフォリオはあなた次第『じぶん時間を生きる』2023年9月19日よくある「脱資本主義本」「移住礼賛本」ではない。もし著者の主張を押しつけようとする本なら『じぶん時間を生きる』という書名と矛盾を起こ…more 
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                  『イラク水滸伝』向かうは古代から続く元祖”梁山泊”!約480ページ。もはや本の厚さごときでは驚かない高野秀行の新作冒険譚の舞台はイラクの南東部、ティグリス川とユーフラテス川の合流地点に…more 
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                  『熟達論』“走る哲学者”が伝授する、「今を生きる」ための心と身体の使い方2023年9月10日「走る哲学者」為末大氏自身の手による初の書き下ろし、しかも編集担当が元DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集長の岩佐文夫氏…more 















































