 おすすめ本レビュー
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                  日本の競輪、その特殊性と、だからこその魅力についてを英国人記者が語る──『KEIRIN: 車輪の上のサムライ・ワールド』2023年7月25日この『KEIRIN: 車輪の上のサムライ・ワールド』は、英国人記者が語る日本の競輪論である。日本でどのように競輪が生まれ、育ち、危機…more 
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                  『射精責任』望まない妊娠の全ての原因は男性にある!2023年7月21日きっかけは以下のツイートから始まる63個からなる一連のスレッドだった。 私は6児の母であり、モルモン教徒です。宗教的なことも含めて、…more 
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                  『カミカゼの幽霊』死人となって戦後を生きた男の物語特攻兵士の遺書ほど読むのが辛いものはない。先日も海上自衛隊佐世保資料館を訪れた際に目にする機会があった。遺書は母親に宛てたもので、育…more 
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                  『ニッポン美食立国論』食の「ヘンタイ」を発掘せよ!ネット時代の「美食」ツーリズムもはや新型コロナは過ぎ去ったかのように、人は旅を楽しんでいる。異国への興味はどの国の人も等しく持っているらしく日本の観光地は外国人で…more 
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                  『ぼくの大林宣彦クロニクル』偉大なる義父との日々「義理の父」というのはなんとも不思議な存在である。妻と出会わなければ知り合うこともなかった男性が、結婚した途端、父親になるのだ。世間…more 
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                  「一寸先は闇」の未来を予測する文理を超えた歴史学者の力業!『未来とは何か』2023年7月8日「一寸先は闇」 と言う言葉があるが、未来は誰にとっても予測不能の世界である。そして「未来とは何か」は、極めて身近でありながらも納得す…more 
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                  宇宙生物学からヒト脳オルガノイドが「生きているか」問題まで幅広く扱われた良書──『「生きている」とはどういうことか:生命の境界領域に挑む科学者たち』2023年7月5日「生きているもの」と「生きていないもの」を見分けるのは、直感的には簡単に思える。たとえば、人間や犬が生きていること、石のような無機物…more 
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                  『AIの倫理リスクをどうとらえるか 実装のための考え方』訳者あとがき2023年7月4日本書は2022年7月に出版された、Ethical Machines: Your Concise Guide to Totally U…more 
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                  『空想地図帳 架空のまちが描く世界のリアル』最高密度かつ圧倒的熱量の密室趣味実在しない街や地域を大人になっても地図に描き、追究し続ける人々がいる。それも、描き方だけでなく、地理、地形の形成、歴史、都市計画とい…more 
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                  『明治 大正 昭和 化け込み婦人記者奮闘記』化け込み=潜入取材ルポ 型破りな女性記者たちの物語2022年度の新聞・通信社における女性記者の割合は男性の4分の1弱である(一般社団法人日本新聞協会調べ)。放送業界は多少マシな気もす…more 
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                  科学はいまだに法律に導入されない 『人を動かすルールをつくる──行動法学の冒険』わたしたちには一定の行動パターンがある。そしてそれらについては、認知心理学や行動経済学といった分野で知見が蓄積しつつある。ならば、そ…more 
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                  婚活するにはこれを読め!『マッチング・アプリ症候群 婚活沼に棲む人々』2023年6月27日マッチング・アプリ、まったく未知の領域である。まぁ、66歳既婚者なんだから、当然といえば当然だ。しかし、いまや結婚するカップルの20…more 
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                  『明治のナイチンゲール 大関和物語』ロールモデルを持つってこういうこと!2023年6月25日著者の田中ひかるさんは、以前にも『明治を生きた男装の女医-高橋瑞物語』というノンフィクションを書かれています。こちらについては、仲野…more 













































