おすすめ本レビュー
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『アーティストの言葉』
2010年02月12日おそらく若いアーティストを対象として出版された本である。帯には「ムナーリに学べ!ピカソから盗め!千利休に尋ねよ!」とある。見開き1ページで1人のアーティストが登場する。右のページにはそのアーティストの代表的な作品が、左にお言葉が載っている。 ……more
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『60歳からの青春18きっぷ』『水彩画プロの裏わざ』
2010年02月11日新潮社のY編集者からいただいた本だ。そろそろ準備しろということであろうか。四捨五入するとまだ50歳である。無礼者。ぞろ目になる9月になってから読んでみるかと一旦は書庫に入れた。じつはおとめ座なのだ。 …more
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『医薬品クライシス』 「週刊朝日」2月19日号「ビジネス成毛塾」掲載
2010年02月11日医薬品における「2010年問題」とその背景についてていねいに解説したのが本書『医薬品クライシス』だ。2010年問題とは、ここ数年のあいだに大型医薬品の特許が切れ、大手製薬会社の収益が激減することをいう。 …more
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『その科学が成功を決める』
2010年02月10日本年のMYBEST10の一冊に残る本かもしれない。なにしろ、たいがいの自己啓発書やセミナーは間違いであるばかりか、人の自身や幸福にまで悪影響を与えかねないというのだ。そこで、著者はちゃんとした自己啓発書を書いたというのが本書だ。厚顔にも、ビジ……more
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『東洋経済2/6号』の記事を読んで、つぶやいてみる 第3弾
2010年02月01日特集パート1はこのあと「日米同盟」「アメリカ保守主義」「アメリカ経済」「中国経済」「EU」「北朝鮮」「ロシア」と国別に語られて「食料問題」で締めくくられる。なかなか面白い。 …more
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『東洋経済2/6号』の記事を読んで、つぶやいてみる
2010年02月01日週刊「東洋経済」が2月6日特大号で読み応えのある特集をしている。「2020年の世界と日本」だ。社内記者による週刊「エコノミスト」のような記事づくりが成功しつづけているようだ。面白そうなので、記事のいちいちにコメントしてみる。 …more
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『ジェット戦闘機最強50』
2010年01月29日この本一冊で、たとえばホーカー・ハリアーのGR.MR1からF/A.Mk2まで14タイプの違いを理解することができる。たとえば、TAV-8AハリアーはAV-8Aをベースにした複座訓練型だ。普通の人にはまったく存在そのものが不明な本かもしれない。……more
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『極付歌舞伎謎解』 『夢の江戸歌舞伎』 『歌舞伎通になる本』
2010年01月28日じつはお薦めの歌舞伎入門書というのがあまりみあたらないのだ。多くの歌舞伎に関する本が「ストーリー紹介」であったり、「役者リスト」であったり、立派な「演劇論」であったりするばかりで、「歌舞伎ってマジ面白いんだよ」という、共感を求めるように書かれ……more
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『ぼくらの頭脳の鍛え方』
2010年01月26日じつは『本は10冊同時に読め』の続編を執筆中である。そのために何冊か最近の読書本を読んでみたのだが、やはり本書が面白かった。佐藤優は相変わらずの衒学趣味の匂いがする「知の怪物」なのだが、あくまでも「文系の知」でしかないように思えてしまう。つま……more