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面白すぎてヤバい!『イーロン・マスク』
こんなに面白い伝記を読んだのは初めてかもしれない。「面白い」という言葉には、「ワクワクする」「興味深い」「楽しい」「目が離せない」「…more
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『ヒトラーの馬を奪還せよ』KGB、シュタージ、ネオナチが絡みあるミステリー小説のようなノンフィクション
2023年9月28日ヒトラーの馬を奪還せよ 作者: アルテュール・ブラント出版社: 筑摩書房発売日: 2023/7/28 独裁者アドルフ・ヒトラーが建設…more
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熱き男が叶えたジャパニーズドリームここにあり! 『逆転力、激らせろ−希望を咲かせて』
2023年9月27日あるんや、ジャパニーズドリームって。この本、山分ネルソンの一代記を読めば、誰もが驚きを持ってそう思うだろう。もうひとつ、私にとっての…more
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『創造性はどこからやってくるかーー天然表現の世界』創造とは外部を召喚すること
ワクチンを開発した科学者パスツールは「Chance favors the prepared mind.(幸運は用意された心のみに宿る…more
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『最後の海賊』その先に待つのは破滅か、栄光か
楽天グループが危機に瀕しているという声をよく聞く。 2023年1月~6月期の連結決算は、最終損益が1399億円の赤字。好調な事業もグ…more
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『南半球便り 駐豪大使の外交最前線体験記』
2023年9月20日著者の山上信吾氏は、コロナ禍の2020年12月から2023年4月までの2年4か月、駐オーストラリア日本国大使として、日豪両国の関係発…more
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ポートフォリオはあなた次第『じぶん時間を生きる』
2023年9月19日よくある「脱資本主義本」「移住礼賛本」ではない。もし著者の主張を押しつけようとする本なら『じぶん時間を生きる』という書名と矛盾を起こ…more
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『イラク水滸伝』向かうは古代から続く元祖”梁山泊”!
約480ページ。もはや本の厚さごときでは驚かない高野秀行の新作冒険譚の舞台はイラクの南東部、ティグリス川とユーフラテス川の合流地点に…more
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『熟達論』“走る哲学者”が伝授する、「今を生きる」ための心と身体の使い方
2023年9月10日「走る哲学者」為末大氏自身の手による初の書き下ろし、しかも編集担当が元DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集長の岩佐文夫氏…more
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『自衛隊の闇組織』「別班」は実在する!
2023年9月8日TBSのドラマ『VIVANT』が話題だ。我が家もドはまりしていて家族は毎週考察に夢中である。主人公の乃木憂助は自衛隊の裏の組織「別班…more
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『穏やかなゴースト 画家・中園孔二を追って』駆け抜けた25年の生涯
大切なことはいつも“向こう側”からやってくる。不意に、思いもよらないタイミングで。 今年の夏はひさしぶりに一家で旅をした。行き先は香…more
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『特攻服少女と1825日』特攻服少女が令和に蘇った!
1989年、昭和から平成に変わる時代に、女暴走族を取り上げた『ティーンズロード』という雑誌が並んでいたのをご存知だろうか。初代編集長…more
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ペットボトルのキャップは外せ! 『コンビニオーナーぎりぎり日記』は全コンビニ利用者必読の一冊だ
2023年8月27日『汗と涙のドキュメント日記シリーズ』、ちょっとなさけないイラスト付きの新聞広告を目にされたことはあるだろう。『交通誘導員ヨレヨレ日記…more
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我々は今後数十年間でどこへ移動していくのか?──『気候崩壊後の人類大移動』
2023年8月25日夏真っ盛りの8月下旬だが、とにかく毎日暑すぎる。昼外にちょっとご飯を買いにいくだけで殺人的な太陽に体を焼かれ、数分後に家に帰ってきた…more