おすすめ本レビュー
-
『原色ガチャガチャ生き物図鑑』
2009年04月01日じつは昨日紹介した『Globes』という本は、この『原色ガチャガチャ生き物図鑑』が面白かったので同じ著者の2冊目の本として買ったものだった。元ネタだった『原色ガチャガチャ生き物図鑑』はあまりにマニアックな感じがしたので、このブログでは紹介しな……more
-
『謎解き 江戸の川柳』
2009年03月30日昭和11年生まれの医師が書いた本である。江戸川柳を数100本紹介しながら、句の意味を考えるという趣向だ。帯には「江戸川柳の謎解きで、頭の体操!!」と元気が良い。「まえがき」でもさかんにセロトニンやドーパミンなどの脳内物質の名前を掲げたりして、……more
-
『魚には水、私にはワイン』
2009年03月28日ボクはほぼ毎晩安い赤ワインを飲む。安い赤ワインである理由は室温のままで、ポンと栓を抜いてゴクゴク飲めるほとんど唯一のアルコールだからだ。不精者の飲み物なのだ。ビールや白ワインは冷蔵庫で冷しておかなければならないし、焼酎やウイスキーは氷やお湯で……more
-
『間違いだらけのカタカナ英語』
2009年03月26日英語を学ぶためというよりも、カタカナ英語周辺の知っておきたい常識や薀蓄を教えてくれる本だ。まずはスパムメールの「スパム」だ。この言葉がハムの缶詰の商標であることは知っていた。さらに「モンティ・パイソン」というイギリスの古いテレビ番組の中で、そ……more
-
『これで読める茶席の禅語くずし字辞典』
2009年03月25日昨日久しぶりに日本橋丸善に寄ってみた。この書店の3階は科学書と芸術書が肩を寄せ合うように棚が設定されていて、ボクにとっては理想空間だ。『ハダカデバネズミ』が相変わらず売れてるななどと科学書コーナーを見終わってから、芸術書の売れ筋コーナーで『こ……more
-
『スラム化する日本経済』
2009年03月24日手に入れた全ての本を読みとおすことはない。読み通すのは2割くらいであり、6割は資料または老後の楽しみとして書庫送りになる本だ。残りの2割は時間や書庫スペースの無駄かもしれないと思いながらダンボール箱で眠ってもらう本だ。本書は序章を読んだだけで……more
-
『再現!巨大隕石衝突―6500万年前の謎を解く』
2009年03月23日いまでは多くの人が6500万年前に巨大隕石が地球に衝突したことを知っている。その時に絶滅したのが恐竜だったことから、子供ですら興味を持つからだ。科学的にはつっこみどころ満載の映画「ディープインパクト」と「アルマケドン」はともに1998年に公開……more
-
東海道ライン 全線・全駅・全配線 第1巻 東京駅ー横浜エリア
2009年03月21日ボクはけっして「鉄ちゃん」ではない。「鉄道マニア」をバカにしているのではない。筋金入りの鉄ちゃんは想像を絶する知識と情熱を持っている人が多く、とても足元どころか爪先にも及ばないという意味だ。そのボクでも1時間以上かけて見入ったのがこの本である……more
-
『すすんでダマされる人たち』
2009年03月17日世の中にはびこるデマ、ウソ、エセ科学、妄信などを批判した本である。「9.11は米国政府が仕組んだ陰謀だ」や「HIVウイルスはアフリカ人を根絶やしにするためにCIAの研究所で開発された」などのデマを信じるべきではないと警告する。 …more
-
『生き物たちは3/4が好き』
2009年03月14日原題は『Life、Energy and the Unity of Nature』である。直訳すると「生命とエネルギーと自然の統一性」だ。邦訳タイトルは明らかにまちがいだ。この間違ったタイトルのおかげで、例のアロメトリーの話かと取り合わなかった……more
-
『これを英語で言えますか? デラックス』
2009年03月12日外資系に20年近く勤務したため、英会話の秘訣を聞かれることが多い。リスニングやスピーキングなどは後回しでよい。まずは日常会話に必要な英単語を覚えることが先決だと答えている。日本の英語教育はいわゆる文学部系の文献を読むことに力点がおかれるため、……more
-
『英単語飛躍増殖辞典』
2009年03月12日英単語を覚えるための本を、もう1冊ご紹介しておこう。2007年に増補版がでているが、旧版でも充分役に立った。読み物としての辞書といったところだ、眺めているだけでかなりの数の単語を覚えることができると思う。この類の本は人によって好みが分かれるか……more