2016年10月
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『身体はトラウマを記録する 脳・心・体のつながりと回復のための手法』
2016年10月11日本書は、凡百のトラウマに関する啓発書とはちがう。本書は、自伝的な要素を有し、著者の精神科医としての、そしてトラウマに関する世界的な研…more
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『いま世界の哲学者が考えていること』21世紀の哲学は、現実社会の問題に対してどう向き合って行くのか?
2016年10月10日本書は先ず、意識を分析する17世紀の「認識論的転回」、言語を分析する20世紀の「言語論的転回」、それに続く20世紀後半の「ポストモダ…more
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『なぜ、無実の医師が逮捕されたのか』 99.9%という有罪率の壁を乗り越えた刑事裁判
2016年10月9日10年ほど前に、業務上の過失により患者(妊産婦)を死亡させたとして逮捕された、産科医をめぐる刑事裁判「福島大野病院裁判」について、ご…more
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売切御免! 『最後の秘境 東京藝大』が手に入らぬ人は、これを読みながら待つべし!
子育て中の母親としては、どういう子育てをするとこういうカオスな天才が作られるのかが気になって仕方ありません。良い意味で「親の顔が見て…more
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『ミズーラ 名門大学を揺るがしたレイプ事件と司法制度』
レイプは、大学内外を問わず、日常的に発生している犯罪でありながら、その実情はあまり知られていない。見知らぬ人に突然襲われる、茂みに連…more
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『生命、エネルギー、進化』この生物学の本にはぶっとんだ! 客員レビュー by ビル・ゲイツ
2016年10月7日ニックはジャレド・ダイアモンドのような書き手を思い起こさせる。世界について多くを説明する壮大な理論を考え出す人々だ。彼はそんな独創的…more
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宇宙における生命の普遍的特性──『生命、エネルギー、進化』
2016年10月5日細胞はなぜ今のような細胞なのか? どんな物理的要因が複雑な細胞を誕生させたのか? なぜ形態が複雑な生物は一度しか生じなかったのか? …more
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『メメントモリ・ジャーニー』アラサー女子、棺桶を買いにアフリカへ行く
2016年10月4日端正な文章で記される旅の行き先は、西表島、恐山、五島列島、遠野……そして、ガーナ。著者のメレ山メレ子さんといえば、「ブサかわ犬」とし…more
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『Interpreting Our World: 100 Discoveries That Revolutionized Geography(洋書)』地理学が人類にとって如何に重要であるか
2016年10月3日地理学というのは、ある特定の地域についての単純な記述ではなく、地球に関するありとあらゆる発見の記述であり、それ故に、これまで人類が成…more
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『お墓の大問題』入るだけでも、こんなに大変!
2016年10月2日墓。それは、21歳の私には想像もつかないほど遠く感じるテーマである。しかし、墓は限りなく現実的なテーマだ。義務教育さえ終わってしまえ…more
















