2016年11月
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『最古の文字なのか? 氷河期の洞窟に残された32の記号の謎を解く』
2016年11月11日洞窟に入って壁画を見れば、誰だって巨大な牛やウマの絵に目が向くことだろう。たしかに絵のような芸術品は、太古の人々の生活を具体的なイメ…more
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男が父親になる日 『フランスはどう少子化を克服したか』
2016年11月9日2002年に、3日間の出産有給休暇に続く11日間の父親休暇を制度として導入し、この父母間「子育てデバイド」の解消を図ったのである。こ…more
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『いま、希望を語ろう 末期がんの若き医師が家族と見つけた「生きる意味」』
この本を初めて読んだときの胸の震えが忘れられない。読んでいるといつのまにか涙があふれてきた。先が気になってページを繰る…more
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『宇宙エレベーター その実現性を探る』宇宙エレベーターの入門書
2016年11月8日宇宙エレベーターというものを知ったのは私が中学校の頃だったと思う。田中芳樹原作の『銀河英雄伝説』というアニメでだ。特にSFファンとい…more
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『礼服(らいふく) ―天皇即位儀礼や元旦の儀の花の装い―』
本書では1200年近く古式の装束として存在し、日本最高の正装として君臨してきた礼服に込められた意義から、現代にまで広がっていったドレ…more
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今週のいただきもの:2016年10月30日週
2016年11月5日先日、映画『永い言い訳』を観ました。原作・脚本・監督は『ゆれる』をカンヌ国際映画祭に出品、国内ではブルーリボン賞を受賞した西川美和で…more
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『脳はいかに意識をつくるのか 脳の異常から心の謎に迫る』
『脳はいかに意識をつくるのか――脳の異常から心の謎に迫る』は、Neuro-Philosophy and the Healthy Mi…more
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『超予測力 不確実な時代の先を読む10カ条』 一番大事なのはものの考え方
著者のフィリップ・テトロックは、一般のボランティアを広く募集し、大規模な予測コンテストを継続的に行っている。そして、その結果として浮…more
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『非モテの品格 男にとって弱さとは何か』ルサンチマンを超えた先にあるもの
男はたとえ生まれ持った容姿に恵まれなくとも、筋肉をつけ、身なりに気を使い、学歴や財力、権力、そして小粋なトークでもできれば、間違いな…more
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『熊!に出会った 襲われた』その時クマとヒトはどうしたか? 超リアルな実録体験談
私は文句を言ってやろうと「主」に数メートルまで近づき、「おい!」と強めの口調で声を掛けた。声に驚き葉っぱの間から顔を出したのは、友人…more
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『未来政府』と『経済学者 日本の最貧困地域に挑む』で知る民主主義の理想と現実
2016年11月2日"元サンフランシスコ市長であり現カリフォルニア州副知事である著者ギャビン・ニューサムは、ずっと疑問に感じていた。SNSで頻繁にメッセ…more
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あなたの「ふつう」をあつらえる 『未来食堂ができるまで』
2016年11月1日数々のユニークな仕組みを導入している未来食堂だが、ここのすごい所は、店舗の収支実績と計画を全部開示していることで、それを見ると早くも…more
















