2017年4月
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『覗くモーテル観察日誌』屋根裏からの先駆的性科学研究報告
"よその家の生活は気になるものだ。スーパーマーケットの買い物かごの中身や捨てたゴミの種類など、芭蕉ではないけれど「隣は何をする人ぞ」…more
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『心を操る寄生生物 感情から文化・社会まで』あなたの心を微生物たちはいかに操っているのか?
寄生生物が個人の心に大きな影響を与えるのならば、集団・社会にも少なからず作用しているのではないか? 本書は「嫌悪」を巡って、このこと…more
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今週のいただきもの:2017年4月9日週
2017年4月15日六本木の国立新美術館で開催中のミュシャ展に行ってきました。ミュシャ×スラブ叙事詩(チェコ国外での公開は初めて)ということで、混雑覚悟…more
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行かなくてもいいくらいに解説されてるけど、やっぱり行きたくなってしまう『国立科学博物館のひみつ 地球館探検編』
日本を代表する国立科学博物館の地球館をHONZ代表・成毛眞が探検する。面白くないはずがない。熱帯雨林の虫とクモ、ミンククジラの寄生虫…more
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みんな”フベンエキ”に生きようぜ!とは思うものの、『ごめんなさい、もしあなたがちょっとでも行き詰まりを感じているなら、不便をとり入れてみてはどうですか? ~不便益という発想』って、なんぼなんでもタイトル長すぎるやろ
2017年4月14日不便益と書いてフベンエキ、聞き慣れない言葉である。便をしなかったら益がある、という話ではない。あたりまえか。便利は益をもたらすが、「…more
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側近の書いた「信長」 『信長公記(全)』
2017年4月13日家臣が同時代に書いた、織田信長の一代記『信長公記』。これを歴史小説家が現代語で訳したのが本書だ。本能寺の変で自害するまでの15年間が…more
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『コンスタンツェ・モーツァルト 「悪妻伝説の虚実」』本当に「琥珀の中に閉じ込められた蠅」のようだったのか?
『コンスタンツェ・モーツァルト 「悪妻伝説の虚実」』は、世界三大悪妻とまで称されるモーツァルトの妻の実像に迫った一冊。伝説というもの…more
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人は見た目が、何パーセント?『顔ニモマケズ どんな「見た目」でも幸せになれることを証明した9人の物語』
2017年4月12日もしも顔などの見た目に大きなあざや変形などの目立つ症状がある場合、ネガティブな人生が約束されてしまうのか? 本書は、そうした症状をも…more
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『日本ノンフィクション史 ルポルタージュからアカデミック・ジャーナリズムまで 』 虚構と現実の境界
日本ノンフィクション史 – ルポルタージュからアカデミック・ジャーナリズムまで (中公新書) 作者:武田 徹 出版社:中…more
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『豪腕 使い捨てされる15億ドルの商品』
"肘の靱帯再建であるトミー・ジョン手術。野球好き以外には聞き慣れない言葉かも知れないが、ダルビッシュ有や松坂大輔、古くは村田兆治など…more
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『中動態の世界 意志と責任の考古学』善でもなく、悪でもない。あいまいさを語る幻の文法
2017年4月11日かつて能動態でも受動態でもない「中動態」なる態が存在していたという。本書は、ある日忽然と姿を消してしまった中動態の足跡をミステリーさ…more
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『AI経営で会社は甦る』リアルでシリアスなSの世界
2017年4月10日冨山和彦氏の本は殆ど読んでいるが、本書は単にAI(人工知能)が関わるビジネス領域に留まらず、教育から地方創生から働き方論まで、今我が…more
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介護のひきだし 『がんばらない介護』
2017年4月9日本書『がんばらない介護』は、認知症の祖母、重度身体障害の母、知的障害の弟の家族3人を21年間にわたって1人で介護してきた著者がまとめ…more















