2021年10月
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『ノーベル文学賞が消えた日』世界でいちばん有名な文学賞をめぐる醜聞
"ある出来事が、後に振り返った時にあらためて歴史の大きな変わり目だったと気づくことがある。2017年10月5日という日付も、そのよう…more
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『くらしのアナキズム』人類学者から学ぶ「国家なき社会」の叡智
本書が挑戦するのは、「人類学の視点から国家を考えること」で、手がかりとなるのは「国家なき状態を目指したアナキズム」である。アナキズム…more
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今週のいただきもの:2021年10月10日週
2021年10月16日最近、きのこ鍋にハマっています。きっかけは、長野県産のおいしいきのこをたくさんゲットしたことからなのですが、鍋の最適解を見つけてしま…more
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『戦争とバスタオル』湯けむりの向こうに見える「あの戦争」と私たちの姿
著者の安田浩一は長年、差別の現場を取材し、「ヘイトスピーチ」という言葉を世に広めるきっかけをつくった硬派のジャーナリスト。金井真紀は…more
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『東京の生活史』重さ1425g 150人がそれぞれの東京を語った前代未聞の試み!
2021年10月14日150人の聞き手が「東京にいる人、いた人、いたことのある人」150人の語り手から話を聞き、それぞれ一万字にまとめて本を作る。上下二段…more
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『愛を描いたひと イ・ジュンソプと山本方子の百年』歴史に翻弄された夫婦愛の物語
日本ではあまり知られていないが李仲燮(イ・ジュンソプ)は韓国の国民的画家で「韓国のゴッホ」とも呼ばれている。39歳で夭折した天才画家…more
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脱・脱成長 『世界を変える5つのテクノロジー』
本書が目指すのは脱成長ではない。テクノロジーを加速させて、社会課題をビジネスチャンスに変えることだ。いま世界各国ならびにGAFAMを…more
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今週のいただきもの:2021年10月3日週
2021年10月9日焼肉の締めに何を食べるか、というのは無限の食欲があればビビンバもクッパも冷麺も食べたいのですが、たいていの場合、すでにお腹はいっぱい…more
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『六方よし経営』「三方よし」を拡張する作り手・地球・未来への配慮
本書は東京から長野に移住した経営エッセイストで、「地方移住×起業×事業承継」を支援する巴創業塾の藻谷ゆかり氏による、「六方よし経営」…more
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『スピリチュアルズ 「わたし」の謎』
ベストセラー『言ってはいけない 残酷すぎる真実』の著者である橘玲氏が、最新の心理学と脳科学の観点から「わたし」とは何かを説く一冊だ。more
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『家族不適応殺』無差別殺人犯の「頭の中」をのぞく
2021年10月5日"事件は2018年6月9日に起きた。その日は土曜日だった。小島は東京駅で新幹線「のぞみ」最終便の指定席券を購入した。 最終便は21…more
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今週のいただきもの:2021年9月26日週
2021年10月2日先日、天気がよかったので、お弁当を作って公園へ行きました。ピクニックは、ヨーロッパ貴族の狩猟遊びで栄えた風習です。貴族たちは使用人も…more
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『部活動の社会学 学校の文化・教師の働き方』「保護者の期待」も影響 過熱する部活動の問題を分析
"部活動が維持・存続できているのは多くの教員の犠牲によるものだ、という現実は誰もが直視すべきだろう。最近は、部活動を地域クラブに移行…more