ビジネス
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『Invent & Wander ジェフ・ベゾス Collected Writings』はるか彼方を見据える力 ベゾスの思考の本質に迫る
2022年2月5日本書は、ジェフ・ベゾス自らの言葉による初めての本として発売された。 ベゾスといえば、米アマゾンの創業者であり、世界一の資産家としても…more
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批判、嘲笑、挫折。底をつく資金 『ディズニーランド 世界最強のエンターテインメントが生まれるまで』
よくできた物語は、幸せな家庭の食卓のようなものだ。誰かの意図によらず会話が転がって、やがては笑顔でつつまれる。破格の大事業を成し遂げ…more
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『金融庁戦記 企業監視官・佐々木清隆の事件簿』金融庁の異色幹部 多くの経済事件に対峙
2021年12月18日"本書の主役で「霞が関のジローラモ」と呼ばれた佐々木氏は、大蔵省(現財務省)への入省以前からかなりの異彩を放っていた。東京大学法学部…more
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『Invent & Wander──ジェフ・ベゾス Collected Writings』イノベーターを次々と生み出すアメリカの底力
2021年12月14日ジェフ・ベゾスの本だから読んでおかなければと思い、本書をめくり始めたのだが、あまりの面白さに止まらなくなってしまった。あらゆるところ…more
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インディーゲームを売り、作り続けていくための現場の知見と悩みが詰まった最良のガイドブック──『インディーゲーム・サバイバルガイド』
2021年11月25日この数年、UnityやUnrealEngineのようなゲーム開発エンジンが発展し、インディーゲームの販売に力を入れるSwitchが台…more
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『ダンカンの企画書』テレビ黄金時代の番組企画と令和のコンテンツとの共通点
2021年11月6日"著者はタレントとして広く知られているが、放送作家としても「天才・たけしの元気が出るテレビ‼」「風雲!たけし城」など多くの人気テレビ…more
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脱・脱成長 『世界を変える5つのテクノロジー』
2021年10月10日本書が目指すのは脱成長ではない。テクノロジーを加速させて、社会課題をビジネスチャンスに変えることだ。いま世界各国ならびにGAFAMを…more
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『六方よし経営』「三方よし」を拡張する作り手・地球・未来への配慮
2021年10月9日本書は東京から長野に移住した経営エッセイストで、「地方移住×起業×事業承継」を支援する巴創業塾の藻谷ゆかり氏による、「六方よし経営」…more
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スマホ以来の衝撃 『ボイステック革命 GAFAも狙う新市場争奪戦』
2021年8月9日本書は、現在凄まじい勢いで再生回数を伸ばしている声のブログサービス「Voicy」の社長が、いまGAFAが狙っているこの市場の未来につ…more
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ハチドリのように。誰にでも 『9割の社会問題はビジネスで解決できる』
2021年7月12日世界15か国で40社を展開するボーダレスジャパンは、貧困、難民、地球温暖化などの社会問題を「ビジネスの力で」解決していっている。じつ…more
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『仕事のアンラーニング 働き方を学びほぐす』捨てる学びで、古いパターンを捨てる
アンラーンは「学びほぐし」と訳される。型どおりにセーターをあみ、ほどいて元の毛糸にもどして自分の体に合わせて編みなおすようなイメージ…more
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『勝てる民泊 ウィズコロナの一軒家宿』箱根の小さな民泊施設がコロナ禍でも好調の理由
2021年6月26日「民泊」という言葉にどんなイメージがあるだろうか。住宅街に見知らぬ外国人が押し寄せ住民との間でゴミや騒音のトラブルが発生、とネガティ…more
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『予測不能の時代』体の動きで心を変える、心の動きで組織を変える
2021年6月4日本書は前著『データの見えざる手』でデータを活用し、人間社会のさまざまな法則を明らかにした矢野和男氏が、「予測不能な世界の中で幸せに生…more
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『保身 積水ハウス、クーデターの深層』変われないこの国を描く骨太の経済ルポ
そのクーデターが起きたのは、2018年1月24日のことだった。住宅メーカーのリーディングカンパニー積水ハウスの取締役会で、会長職にあ…more
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『ソニー 半導体の奇跡 お荷物集団の逆転劇』経営と現場との板挟み 苦闘する管理職の視点
2021年4月24日"本書は社内の傍流事業が基幹事業にいかにして成長したかを描いているが、企業物語にありがちな技術者たちの情熱と涙の記録ではない。技術は…more