民俗・風俗
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渋谷の歴史と音楽と時間と『渋谷音楽図鑑』
「渋谷は坂と川と谷でできてる街なんだよ。道玄坂だろ、公園通り、それに宮益坂。三つの坂から下ったところに渋谷という谷がある。それぞれの…more
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なんと明るいチ〇コ本 『日本男子♂余れるところ』
2017年7月23日こういった本をあまり読んだことはないが、これほどに性をあっけらかんと描いた本はないのではないか。内容は結構エッチなんだけど、明るくか…more
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『銀座の夜の神話たち 1万8250日の物語』「文壇バー」の50年
2017年7月6日この本には、夜な夜な楽しい時間を過ごした小説家や漫画家、画家、写真家、プロスポーツ選手とキラ星のようなスターたちの思い出が綴られてい…more
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『愛人形 LoveDollの軌跡』人形には魂が宿る
2017年7月3日今回、何体ものラブドールをみて圧倒されたのは、その独特の存在感である。「人形に魂が宿る」という言葉があるが、あながち嘘ではないと思う…more
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ウルトラ怪獣のような不思議な格好の人々『ハイン地の果ての祭典』
2017年5月29日人文書のコーナーを歩いていたら、いきなりウルトラマンにでてくる怪獣のような格好をした人の写真が目に飛び込んできた。本を手に取ると中に…more
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『覗くモーテル観察日誌』屋根裏からの先駆的性科学研究報告
"よその家の生活は気になるものだ。スーパーマーケットの買い物かごの中身や捨てたゴミの種類など、芭蕉ではないけれど「隣は何をする人ぞ」…more
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可笑しな、お菓子な、『おかしなパン』
2017年1月29日「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない!」マリー・アントワネットが言ったとされる、この言葉は誰もが一度は耳にしたことがあるので…more
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『羊飼いの暮らし イギリス湖水地方の四季』
2017年1月27日この本の魅力は……まず、読み物としておもしろいということ。これは、読み進めていけばすぐにわかっていただけると思う。あらすじだけを聞く…more
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『本当に住んで幸せな街』官能的な街をはかる
「結局私たちは、どんなまちに住むのが幸せなのか」センシャス・シティである。これが、本書の結論だ。官能というものさしを都市にも当ててみ…more
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『浅草博徒一代 アウトローが見た日本の闇 』この一冊がボブ・ディランの魂を揺さぶった(のかもしれない)
2016年12月10日ボブ・ディランのノーベル文学賞受賞とともに、ある一冊の文庫が突如脚光を浴びた。浅草一帯に勢力を張った伝説の博徒、伊地知 栄治の生涯を…more
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『身体巡礼』解剖的なひとのまなざし
2016年12月3日まさに養老節としか言いようがない。長年の経験、特異な感性、人柄、文才といったものの融合である。真似できそうでできない。そのことを私自…more
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永久保存版! 『WHAT’S NEXT? TOKYO CULTURE STORY』
2016年11月29日まずはこの動画を見てほしい。TOKYO CULTURE STORY|今夜はブギー・バック(smooth rap) in 40 YEA…more
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かわいいあいつも、食べるとおいしい。『世界のへんな肉』アルパカもビーバーも、肉。
本書は3年かけて世界一周の旅に出た著者が、いろんな国で出会った心温まる肉とのふれあい……じゃなくて、動物とのふれあいと、そのお肉の味…more
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お腹が空いてくる! 『韓国食文化読本』
2016年11月19日変なかたちの本なんである。そして、やたらとたくさん、韓国料理の写真が出ているんである。発行元は「国立民族学博物館」。115項目にわた…more