民俗・風俗
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『マゾヒストたち 究極の変態18人の肖像』
2019年10月31日SMに関わる人たちをS女性・M女性・S男性・M男性の4種に分けると、もっとも興味深いのがM男性なのだ。興味深くはあっても、一人一人に…more
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『亜細亜熱帯怪談』前代未聞の新ジャンル!現代アジア怪談ルポルタージュの誕生
本書はタイを中心に東南アジア一帯の怪談を集めたいっぷう変わったルポルタージュである。著者はもともと死体に興味があり、博物館に死体を見…more
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ヒョウ柄に金箔押しのド派手カバー『仲野教授の そろそろ大阪の話をしよう』は”真の大阪”を知るためのバイブルだ!
みんなが気づいていない大阪の良さ。大阪人、大阪弁、かつての色街、大阪城、大阪の私鉄、食、音楽、おばちゃん、落語、ソース文化、大大阪時…more
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『1本5000円のレンコンがバカ売れする理由』バカ売れのヒントは経営学ではなく民俗学?
霞ヶ浦のレンコン農家に生まれ、社会学で博士号を取得し、民俗学の研究者となり、二刀流ではじめた超高級レンコンの商品開発に成功したアラフ…more
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『「盛り」の誕生』世界に広がる女の子発のカルチャー
女の子が現実とは違うビジュアルへと自分を加工する技術。これを「盛り」という。スマホなどで写真を加工することはいまや珍しくないが、ここ…more
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『人喰い ロックフェラー失踪事件』マイケルはなぜ喰われたのか?
2019年4月5日"1961年11月20日、マイケル・ロックフェラーはニューギニア南部で消息を絶った。 この地を訪れていた23歳の若者の父親は、ニュ…more
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二度と帰らない 昭和ノスタルジー『夜間飛行』
「ビートルズがタラップを降りて来た翌年には、青白い顔にソバカスを散らしたツイッギーがやって来た。」時は昭和40年、女性の色気ある仕草…more
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『東海道ふたり旅 道の文化史』エッセイの名手が読み解く知的でビジュアルな東海道五十三次
久しぶりに出会った、上品にして趣深いエッセイとして読んでいる最中だ。読み終えるのがもったいないのだ。全35章。3章ほどをゆっくりと読…more
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『陸軍と厠』もし、あなたが戦場で便意をもよおしたら
2019年1月10日戦場は危機に満ちている。いつ敵の襲撃があるかわからない。やるかやられるか。だが、危機は敵だけではない。過酷な環境下、自らの体調を崩す…more
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『青線』かつて存在した非合法売春地帯を歩く
2018年11月20日非合法の売春地帯「青線」はかつて日本に広く存在した。現状はさまざまだ。すでに旧観を失った街もあれば、細々と営業を続けている街もある。…more
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それってホントに伝統?『歴史の「普通」ってなんですか?』
2018年10月29日それってホントに伝統ですか?この本を読むとあなたの中で「伝統」という言葉の持つ意味が変わってくるかもしれません。結論から言ってしまう…more
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『京都、パリ ―この美しくもイケズな街』斯界の泰斗が語り合う二都にまつわる薀蓄
辞書によると、「薀蓄」とは深く研究して身につけた知識のことである。しかし、小粋なバーの隣席に下手な薀蓄を傾ける御仁がいると、面倒くさ…more
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『硯の中の地球を歩く』1億年前の原石に命を吹き込む無名の名工の誇りと決意
端正な本だ。カバーと帯を取りはずすと、表紙には原寸大に近い一面の硯が刷られている。装丁だけでなく、紙質や印刷も素晴らしい。ゆっくりと…more