事件・事故
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『花殺し月の殺人 インディアン連続怪死事件とFBIの誕生』
2018年5月18日本書『花殺し月の殺人──インディアン連続怪死事件とFBIの誕生』は、2017年にダブルデイ社から刊行された、デイヴィッド・グランの最…more
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日本の原子力政策のドラマが詰まった『電力と政治』
新電力として期待されていた原子力はどのように日本に導入されたのか。導入を進めた政治家・官僚・企業家はどのように絡み合って大きなうねり…more
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『老いぼれ記者魂 青山学院大学春木教授事件四十五年目の結末』執念の追跡の果てに
"昭和48年(1973年)3月、青山学院大学で後世に残る一大スキャンダルが噴出した。「大学教授が教え子に暴行した」と朝日新聞がすっぱ…more
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ふたりの技術者の邂逅が巨大組織を動かした『軌道 福知山線脱線事故 JR西日本を変えた闘い』
2018年4月27日JR西日本・福知山線の脱線事故で妻を亡くし娘が瀕死の重傷を負った淺野弥三一の物語である。淺野とJR西日本社長の山崎正夫、二人の技術者…more
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『記者襲撃 赤報隊事件30年目の真実』記事を書くことではなく、犯人を追うこと
2018年4月24日1987年5月3日憲法記念日。朝日新聞阪神支局が襲撃され、記者2人が殺傷された。事件発生当初から、朝日新聞は特別取材チームを編成し、…more
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『宿命 警察庁長官狙撃事件 捜査第一課元刑事の23年』「真犯人」はなぜ封印されたのか
あの日、あなたはどこで何をしていただろうか−−。1995年(平成7年)3月20日。警察担当の記者だったぼくは警視庁にいた。こんなふう…more
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驚愕のクライム・ノンフィクション!『ウルフ・ボーイズ 二人のアメリカ人少年とメキシコで最も危険な麻薬カルテル』
2006年、アメリカのテキサス州ラレドという国境の街でメキシコ系アメリカ人のガブリエル・カルドナとバート・レタという二人の少年が逮捕…more
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死者と共にあること『私の夢まで、会いに来てくれた――3.11 亡き人とのそれから』
もう一度会いたい。どうしても聞きたいこと、伝えたいことがある。でも、どうすれば亡くなった人と交信できるのか?――そのひとつの答えが、…more
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『すごい廃炉 福島第1原発・工事秘録<2011~17年>』一般メディアが語らない前代未聞の巨大な”現場”
2018年3月16日福島県双葉町・大熊町では新国立競技場の建設をはるかに凌ぐ規模の工事が進んでいる。敷地面積は30倍の350万平米、総工費は50倍の8兆…more
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『全電源喪失の記憶 証言・福島第1原発 日本の命運を賭けた5日間』あのとき何があったのか
2018年3月10日この本を読むと、当時は政府も原子力安全・保安院も、東京電力本店も、現場で何が起きているか把握できていなかったことがわかります。原子力…more
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『津波の霊たち 3・11 死と生の物語』大川小学校の悲劇。あまりにも複層的な物語
リチャード・ロイド・パリーの新刊である。そう聞いただけでピンときた人はよほどのノンフィクション好きか、あるいはHONZファンであろう…more
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『青年市長は“司法の闇”と闘った』弁護士が記す最高裁までの詳細
2018年2月6日2017年12月11日、最高裁は浄水設備導入を巡る収賄などの罪に問われた岐阜県美濃加茂市長、藤井浩人被告の上告審で市長の上告を棄却…more
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『津波の霊たち 3・11 死と生の物語』
2018年1月28日東日本大震災についての著作はいくつもあるが、外国人記者の視点から描かれているというのが本作のもっとも大きな特徴であることは言うに及ば…more
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絶望的にヒーロー不在『八甲田山 消された真実』フィクションとノンフィクションと
"本書は生存者の証言や当時の資料などを独自に調査して事故の状況やその背景に迫ったものだが、じつは著者も元自衛官で、慰霊のための八甲田…more
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『北朝鮮 核の資金源』国連制裁の最前線で、何が起きているか?
2018年1月15日『北朝鮮 核の資金源 「国連捜査」秘録』は、国連制裁の最前線で何が起きているかを当事者が初めて白日の下にさらした貴重な一冊だ。本書を…more