日本史
-
『慟哭の海峡』大正生まれの男たち
台湾南端の鵝鑾鼻(がらんび)岬からフィリピン領バタン(バシー)諸島との間にある海峡をバシー海峡という。黒潮が流れるこの海峡は、かつて…more
-
『10万人を超す命を救った沖縄県知事・島田叡』沖縄版、杉原千畝
胸が熱くなる一冊だ。戦後最後の沖縄県知事、島田叡。戦況が悪化する最中に沖縄県知事に就任し、沖縄戦にて戦争被害を最小限に食い止めるべく…more
-
『特攻の真意』文庫解説 by 大森 洋平
2014年8月5日本書は「特攻の生みの親」と言われた海軍中将大西瀧治郎が、いかなる真意のもとに特攻作戦を指導し、死に至るまで徹底抗戦を呼号したか、その…more
-
『日本のヴァイオリン王』激動の時代を駆けた名職人
明治から大正、昭和にかけての日本で、ヴァイオリンを広く普及させた1人の職人がいた。歴史の波に揉まれながら激動の時代を駆け抜けた彼の波…more
-
『「科学者の楽園」をつくった男 大河内正敏と理化学研究所』 殿様がつくった夢舞台
本書は、「科学者の楽園」とまで呼ばれた理化学研究所の誕生から、理研コンツェルンの発展、そして戦後のGHQによる解体までを追いかける。…more
-
江戸の科学する心『江戸の理系力』
本書にはここには書ききれないほどの、世界初の発明が詰まっている。一つ一つの発明は、体系化された学問の集大成というよりも、日々の生活の…more
-
明治27年へタイムスリップ『戦争という見世物』
2014年2月26日日清戦争の連戦連勝に沸く東京で、明治27年12月9日に上野公園を会場に「日清戦争祝捷大会」が行われた。明治国家最初の国際戦争は、いか…more
-
『リヒトホーフェン日本滞在記―ドイツ人地理学者の観た幕末明治』by 出口 治明
長い間、鎖国の殻に閉じ籠っていた幕末明治期の日本は、当時わが国を訪れた外国人の恰好の好奇心の対象となった。彼らは実に多くの著述を残…more
-
あらすじだけでも知ってほしい本がある 『種痘伝来』
地味といえば地味な学術書である。はっきり言って4千円は高いし、ほとんどの人は買おうと思わないだろう。しかし、この本のあらすじは知って…more
-
『包丁侍 舟木伝内 加賀百万石のお抱え料理人』 グルメな殿さま、満足す。
包丁侍 舟木伝内: 加賀百万石のお抱え料理人 作者:陶 智子 出版社:平凡社 発売日:2013-10-11 石川県金沢市。ここは加賀…more
-
『大戦前夜のベーブ・ルース』 - 果たせなかった昭和の夢
大戦前夜のベーブ・ルース: 野球と戦争と暗殺者 作者:ロバート・K・フィッツ 出版社:原書房 発売日:2013-10-24 日本プロ…more
-
『遣唐使 阿倍仲麻呂の夢』 ー 男はなぜ帝国の重臣になれたのか
2013年10月30日遣唐使 阿倍仲麻呂の夢 (角川選書) 作者:上野 誠 出版社:角川学芸出版 発売日:2013-09-21 「白紙(894年)に戻す遣…more
-
『気候で読み解く日本の歴史―異常気象との攻防1400年』 by 出口 治明
気候で読み解く日本の歴史―異常気象との攻防1400年 作者:田家 康 出版社:日本経済新聞出版社 発売日:2013-07-23 歴史…more
-
『愛国・革命・民主:日本史から世界を考える 』 by 出口 治明
2013年9月19日愛国・革命・民主:日本史から世界を考える (筑摩選書) 作者:三谷 博 出版社:筑摩書房 発売日:2013-08-10 「花には香り…more