教養・雑学
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『評価の経済学』まわりの評判が気になったときに手に取る本
本書の主題は、レピュテーションである。評判をゲームとしてモデル化し、そのゲームを勝ち抜くためのお作法をまとめている。知ることで冷静…more
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なるほど!我が国はこういうふうにできているのか 『日本で1日に起きていることを調べてみた : 数字が明かす現代日本』
タイトル通り、日本で1日に起きていることについて、地震の回数、倒産する企業の数、食べるたまごの数、から、福島原発で増える汚染水の量ま…more
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『ラーメンを科学する』つけ麺はなぜ「ぬるい」のか
2018年2月20日あのラーメン店に行列ができるのも、飲み会の帰りにラーメンを食べたくなるのも理由があるのだ。本書はその理由に科学の力で迫った一冊だ。「…more
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哲学と科学の間。文系がハマる脳科学本 『脳の意識 機械の意識』
2018年2月9日物質と電気的・化学的反応の集合体にすぎない脳から、なぜ意識は生まれるのか。本書は、この謎に気鋭の脳神経科学者が迫った一冊だ。現代科学…more
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10年ぶりの改訂!『広辞苑』を買ったのは、どういう人たちなのか?
2018年1月30日"『広辞苑』の10年ぶりの改訂は、今年の出版業界のニュースの冒頭を飾るニュースとなりました。いくつかの間違いが即日指摘され世の中を沸…more
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『時計の科学 人と時間の5000年の歴史』時計と時間のズレた関係
"時計の精度向上は、生活を徐々に変える通奏低音となり、私たちの時間への価値観を変えた。時計がズレたり、間違って困ることはほとんどなく…more
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『バナの戦争 ツイートで世界を変えた7歳少女の物語』シリア情勢を知る最適な一冊
"そして最後に、本書の素晴らしいところは、暗い話ばかりでは決してないということ。希望が日常を眩しく照らす場面こそが、本書の一番の魅力…more
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『カレーライスを一から作る』米も、野菜も、肉も、食器も!
2018年1月24日この本は、武蔵野美術大学で教鞭をとっておられる関野吉晴さんが、学生たちとともに9ヶ月かかってカレーライスを一から作るというゼミの記録…more
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『「おカネの天才」の育て方 一生おカネに困らないために、親が子供に伝えるべき「おカネの話」』
この本は、ダメ親でも、子供をおカネの天才にすることはできると教えてくれる。「おカネの天才」と言っても、たとえば株や不動産投資で大儲け…more
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『女子高生 制服路上観察』女子高生の着こなし戦略は、自分らしくチューンナップすること
2018年1月12日本書のタイトルだけ見るといわゆるJKビジネス的な何かを連想してしまう人もいるかもしれないがそれは全くの誤解だ。制服メーカーのマーケッ…more
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『「日本の伝統」の正体』言葉の魔力に振り回されないために
2018年1月3日"日本の伝統とされるものは、明治以降の発明である場合が多い。100年近く続いていれば伝統と呼んでもいいんじゃ、という向きもいるだろう…more
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読めば絶対薦めたくなる! 『笑うお葬式』と『通天閣さん』に爆笑、号泣、泣き笑い
2017年12月27日タレントの野沢直子と高山トモヒロが、それぞれの父と母について書いた本である。どちらもかなり困った親なのだが、二人とも反発しながらも心…more
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『退屈すれば脳はひらめく』マインド・ワンダリングがいいんじゃない?
"2015年2月、著者はホストを包めるニューヨーク公共ラジオ局の番組で、リスナーに「ぼんやりする時間をみんなで取り戻そう」と呼びかけ…more
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『猫はためらわずにノンと言う』吾輩は吾輩である
2017年12月23日本書『猫はためらわずにノンと言う』は、フランスでベストセラーとなり、22カ国で翻訳された、猫に学ぶ自由な生き方の指南書である。歴史を…more