教養・雑学
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『アルカイダから古文書を守った図書館員』
2017年6月15日2013年1月、アルジェリア東部の天然ガス精製プラントで、日本人を含む大勢の外国人がイスラム過激派に拘束される事件が起き…more
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虎屋が駆け抜けた日本史 『和菓子を愛した人たち』
2017年6月13日「虎屋」。ほとんどの人が聞いたことがある……どころか、食べたこともらったこと贈ったこと、なにかしらお世話になっているに違いない。室町…more
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マネできない『5歳の子どもにできそうでできないアート』
本書は19世紀末から現在までの、100人の芸術家による100作品を取り上げている。構成はオブジェ・殴り書き・かんしゃく・遊び場・怪物…more
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『『捨てられないTシャツ』Tシャツには、物語が溢れている
『捨てられないTシャツ』は、有名無名を問わず70人のTシャツにまつわるエピソードをまとめた一冊だ。これがむちゃくちゃ面白い。編者は都…more
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『みんなの朝ドラ』もっとみんなで朝ドラについて語り合いたい!
2017年6月3日『みんなの朝ドラ』は、朝ドラが時代にどう寄り添ってきたかを読み解く楽しい一冊。著者の木俣冬は、毎日せっせと朝ドラのレビューをネットに…more
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『平均思考は捨てなさい』 みんなちがって、みんないい
『平均思考は捨てなさい』は、わたしたちの思考がどれほど平均や標準に縛り付けられているか、そしてその呪縛のためにどれほど多くの可能性が…more
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『週刊文春 』や『 週刊新潮』の読者は、どんな本を読んでいるのか?
2017年5月31日「文春砲」という言葉が世の中に広く認知されてからまだ1年足らず。今年はどんなスクープを?と思っていた矢先、週刊新潮が週刊文春 相変…more
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『ダ・ヴィンチ絵画の謎』
面白い。まるで推理小説を読むようだ。しかも、嬉しいことにカラー版、美術好きには堪らない1冊だ。本書は、史上最高の画家、レオナルド・ダ…more
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毒のある戦略論!『戦争にチャンスを与えよ』思考が振り子のように揺れる。
毒のある本だ。本書を読み始めてすぐにそう感じた。毒のある題名を付けて購読者の気を引き、中身は平凡でつまらない本も多数存在するのだが、…more
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『猿神のロスト・シティ』
4年前に読んだ『マチュピチュ探検記』が面白くて、その後は本屋さんに行く度に冒険記を手に取るようになった。この本のなかで、冒険の背後で…more
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オモシロ本を求めて42年「本の雑誌厄よけ展」に行ってきた(東えりかのオススメ本付き)
2017年5月16日"大げさな話でなく「本の雑誌」が無かったら、今の私も無かっただろう。 本の虫だった高校時代、何人かの本好き友人はいたものの新しい情…more
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『全国版 あの日のエロ本自販機探訪記』失われる光景を求めて
2017年5月10日誰だって、気になるではないか。そもそもエロ自販機は誰が設置し、どのように本を仕入れ、誰が買うのか。気にはなるが、くだらなすぎて誰もが…more
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『科学者の網膜 身体をめぐる映像技術論』「ありのまま」に挑んだ5人の科学者たち
"本書は19世紀末から20世紀初頭にかけての5人の科学者を中心に語られている写真文化論だ。 タイトルでもある「科学者の網膜」とは、…more
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自分であるということ 『成駿伝 孤独の◎は永遠に──』
2017年5月9日狩りの素人が山に入っても、獲物の存在になかなか気づかないそうだ。その一方で、猟師は山を見ただけで獲物がどこにいるかわかるという。私は…more
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『人はなぜ物語を求めるのか』物語との、虫のいい付き合い方
2017年5月3日本書は物語論(ナラトロジー)と呼ばれる研究分野の視点から、人はいかに物語によって世界を理解しようとしているのかを説く一冊だ。旧約聖書…more